「1日30分」を続けなさい! (だいわ文庫) (だいわ文庫 G 159-1)
- 大和書房 (2010年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479302735
感想・レビュー・書評
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長時間勉強を短期でやるより短時間勉強を長期でやることの重要さを説く本。
今までの環境、学歴、大学までの経歴は人生において重要をなさない。社会に出てどれだけ継続して学ぶかが大事
その具体的で効率的な学習法も提示。
やる気が出る一冊詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まずタイトルの意味するところが重要だと思います.自分自身は既に読んだことのある内容が多いですが,これは良書です.
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おおよその内容は
短期集中よりも短い時間継続して学習することの意義を強調
長期目標→中期目標→短期目標を無理のない程度で作成すること
が重要言うことである。 -
会社におんぶだっこの時代が終わった今、生き抜いていける人とは。どんな会社も15年後には全部潰れてるかもしれんし。でもこれからの時代がとても楽しみだ^^
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筆者が公開している勉強のノウハウを55の法則としてまとめた本。私が一番印象的だったのは28番目の「勉強中避けられない感情とは?」の箇所。やる気やモチベーションについて書かれた本は数多くありますが、ここであえて「孤独感」について取り上げ、それにどう対処するかという方法論があったことが非常に興味深かったです。何かを習得しようとすると長い期間の勉強が必要になります。その間、くじけそうになった時いつもこの28番目の法則を思い出しています。
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割と当たり前のことと著者の自慢しか書かれていないが、英語の勉強法は参考になりました
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当たり前の事が書いてあるだけなのに、共感してしまいました。
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たいしたことない
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《4コマ図解・読書録゛(ログ)》No.131
古市幸雄【著】『「1日30分」を続けなさい!』
http://archive.mag2.com/0000255083/20100810070000000.html -
毎日少しずつ自分の成長に時間とお金を投資する事によって、
自己啓発を促そうというような本は数多くあります。
その多くは精神論や経験論に終始しがちですが、本書はさらに
具体的な勉強方法やツールなどを紹介しています。
無理なく将来の為に自分を磨く方法を理解出来た事で、
継続的かつ計画的に勉強をしてゆき、習慣にしてゆこうと改めて思いました。
寝る前の30分、通勤時間の30分、入浴中の30分、入電待ちの30分など、これから30分とはいえども、自分にとって有意義な自己成長の時間となるように、
大切に利用して行きたいと思います。
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・生涯の知識差は、大学を卒業してからどれだけ勉強を続けたかで決まる。
大学時代の4年間に差があったとしても、1流大学を卒業してから自己投資の為の勉強をしていない人間よりも、3流大学を卒業後、ほぼ毎日30分の勉強をしてきた人間の方が、10年後には多きく成長している。
・自分に勉強をする動機づけのコツ→「10年後の自分の将来をイメージして、今のままで自分に対してプライドが持てるだろうか」
と自らに問いかけてみる。将来なりたい自分を常にイメージして、それに近づけるように行動をしてゆく。
・マクドナルドのレイ・クロックの言葉「信念と継続だけが全能である」→3日坊主で終わる事無く、勉強を習慣化するようにする。
長時間の勉強を短期間で諦めるより、短時間でも継続的に無理なく出来るような勉強方法が効果的である。
・読書のコツ→一度に大量購入して未読にするのではなく、1冊ずつ購入して、購入した日に読み始める。読書後にためにならなかった
場合は2通りの理由がある①本自体に有益な情報がない②その本から有益な情報を抽出できるレベルに自分が達していない
・繰り返し復習の重要性→ドイツの心理学者、エビングハウスの記憶実験。人は情報を記憶しても20分後に約42%、1時間後で約56%、9時間後で約 64%、6日後には約76%を忘れてしまう。脳は情報を長期記憶と短期記憶に振り分けて記憶するので、短期記憶を定期的な復習によって何度も海馬に伝達する。そうする事で、脳が長期記憶だと判断して側頭葉に保存されるようになる。
効率の良い復習タイミング→勉強→1週間後復習→2週間後復習→前回復習の1ヶ月以内に3回目の復習
・勉強成果の公式→y勉強の成果=a教材・サービスの質×b集中力×x勉強時間の2乗+d過去の勉強の蓄積。つまり勉強時間こそが、
勉強の成果を決定づける一番の要素である。
・仕事の処理スピードを上げるには、常に作業に期日を設定して、期日までに終わらせるように業務を効率化してゆく。
・テレビを見る時間を極力減らす。テレビから将来へ繋がるような有益情報は少なく、テレビを見ないと1年で約2か月分の時間を捻出
出来る
・無理して集中力が途切れた状態で勉強を続けようとすると、脳が拒否反応を起こすので、勉強(30分)+休憩(15分)=1セットを
2-3セットマイペースで継続させる事が重要である。勉強に疲れたら休むのではなく、嫌気がさす前に休むことが、継続して習慣化するコツである。
・長時間勉強をするコツ→科目を変えてみる、場所を変えてみる、勉強に飽きてきたらすぐに中断をする。あまりに気分が乗らない時は、思い切って2-3日全く勉強に手を付けないのも手段である。
・短期勉強計画による資格取得などは1日3時間以上の勉強など必要だが、長期的な目標の場合は、1日の量としては少ないなというくらいの勉強量に抑えて、それを毎日続けることが重要である。