20代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479302834

感想・レビュー・書評

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  •  最近まで本を読むことは好きでなく、本に触れる機会はほとんどなかった。この本は、大学に入学したときに購入して、学生のうちはついに読むことはなく、27歳になる今年に初めて読んだ。
     この本では、幸せに生きるために、人生の先輩である筆者が17個のことについて、自身の経験を踏まえ述べている。私が今までの人生でなんとなく気づいていたこともあるが、説得力のある文章で綴ってある。また、見落としていたことも多くあり、たまたま読む機会に恵まれたことを幸運に思う。
     読み終えて、特に印象に残り自身の生活に活かしたいことは、お金と時間の使い方を意識して、消費するのではなく、投資することだ。ただし、筆者は遊びもある程度必要と言っており、お金と時間の奴隷になってはいけないのだろうと考える。
     残り三年、幸せとは何か考え、充実した二十代を過ごしたい。

  • 19の時に買って読んで、
    29の年にもう一度読んだ。
    できたこと、できなかったこと、どちらもあるけど、
    30まであと1年でできることもたくさんあるし
    どんな風に過ごせるかは自分次第。

    メンターと夢中になれる趣味を見つけたい!

  • まずは筆者の人生の幅の広さ、自分への自信が感じられた。いろんな経験をしている人の言葉は、読み手にも説得力があり響く。
    本を読み感じたことは、何事にもチャレンジすることを恐れてはいけない。むしろ人生を豊かにする。チャンスがチャレンジが、私の人生を豊かにするのだと。
    石の上にも三年 全力で三年。やってみよう!それでだめならやめる!そう勇気がもてた!

  • 20代で読みました。 読んでいてわくわくする本。
    人生の本質について考え、自分なりの視点を持った上で、自分にとっての幸せ。を考えること。
    共感できたのは3つ
    自分のルーツを知る 
    人生を100%楽しむ
    質問力を鍛える

  • ☆人生のシミュレーションをせよ。(好きなことをやる人生、嫌いなことをやる人生のイマジン)
    ☆「どーせやるなら100%楽しんでやる癖」をつけよ。(どんなことにも全力を出せるようになる)
    ☆本質的なことを考えておけ。(「この人生で何をやりたいのか」等)
    ☆面白そうならとにかく飛び込み、やってみる癖づけ(「これでいいのだろうか?」といちいち考えるな)
    ☆自分への「質問力」を高めよ。(ネガティブな質問より、ポジティブな質問をしてクリエイティビティを高める)

    すでに読んだことのある内容も少々ありましたが、全体的に得られたことの方が多かったです!

  • 20代にしておきたいことは、人生をどう幸せに生きるのかを考えながら、その基盤をつくること。客観的には若くてチャンスも時間もあるのに、時間に追われ、歳を取っていると感じてしまう20代は、感情の波激しく揺れ動き、人生最大の失敗をしても挽回できるし人生は出口で勝負だと実感することが、難しい。だからこそ、なりふり構わず自分がワクワクできることにもそうでないものにも100%、全力で打ち込み、より多くの人生のサンプルを収集し、一流のものに触れて自分の才能の形を知る必要がある。自分に対して、ネガティブな質問ではなく、ポジティブな質問を投げかけ、時間とお金を知識と知恵に投資する。人生が変わる本と出会い、親友とメンターを見出す努力をする。人生は自分が触れたものになるのだから、心をオープンにして、常にチャンスのための準備をすべきだ。


    ・若い時というのは、自分の若さに気づけないのです。
    ・チャンスというものは、いつも、準備ができていないときにやってきます。だから、今から準備しておくのです。
    ・愛がいっぱいのものに触れていると、愛がいっぱいの人になる
    ・20代に誰と出会うかで人生は決まる
    ・たとえ面倒だと思うことに対しても、どうせやるなら、100%楽しんでやるんだという癖をつけておく。
    ・一緒にゼロから築いていける人
    ・親友の定義は、いま持っていれものをすべて投げ出してもいいから、その人のところに駆けつける、その人を助ける、ということができるかどうか。…信頼関係に基づいた親友を持つことは、人生の素晴らしいギフトです。
    ・両親と和解する
    ・本質的なことのうちのひとつが、なぜ自分は生まれてきたのか。人生にはアクシデントやトラブルがつきものですが、何がおきても、人生観が安定している人は、その影響をまったく受けることがないのです。
    ・みな変化が怖い。身近な人の変化をコントロールしようとする。そのときブレないで生きるには、自分にどれだけ信念があるかどうか。
    ・20代で決めなくてはいけないのは、自分は何をして社会との繋がりを持つか。あなたが社会に貢献したものが、そのまま、あなたの人生に返ってきます。だから、あなたが何を与えていくのかがとても重要になります。
    ・時間というものは、すべての人にとって平等で、貯めることができません。将来自分がやろうと思うことにつながるお金や時間の使い方ができれば、投資のお金・投資の時間。お金と時間を使うとき意識して、これはそのうち返ってくるか?を考える。
    ・質問をする力がそのまま人生をつくる
    ・自分で変えられないものを受けいる強さと、変えられるものを変えていく勇気と、その違いを見極められる賢さの三つが幸せに生きるためには必要。

  • 全部やってます

  • 20代前半の自分にとって、ためになると感じることができた。
    著者の経験を基に、20代にしておくべき17の「心得」を綴った一冊。
    全てを参考にして行動するというよりも、「ああ、そういうことがプラスに働くなら今の自分はこうするべきだな」と学ぶことができた。

    特に、面白いと感じたのは、
    「お金と時間」→「消費か投資か」という考え方。
    自分の一日を振り返った時、今日は消費だったのか、投資だったのかを見直すことができればボーっと仕事をすることがなくなると思った。

    当たり障りのない自己啓発本と言ったらそこまでだが、
    著者の体験と今の自分の人生や考え方を照らし合わせ、思考しながら読むには良書の一つだと私は思う。

  • 今、大学生4年生で進路に迷っている時に、手に取った本。20代、たくさんのことに挑戦したいと思った。今、もんのすごくやりたいことがあるけど、どうしようと迷っていたが、背中を押してもらえた。読んでよかった。ものすごく心に響いた。今から自分のライフプランニングや、ライフイベントを色々書き出して、20代にするべきことはなんなのか、やりたいことは、挑戦することはなんなのか、考えようと思う。メモ帳と鉛筆もってこよー!

  • ただ、「○○しなさい」「△△してはいけません」と気まぐれに書かれているだけの自己啓発本とは異なり、どの項目も納得しながら読めたように思う。

    助言が腑に落ちた理由は2つ。

    1つは、助言の中に散りばめられた著者の体験談から、著者の人となりが窺えること。特に、著者が曝け出している失敗体験や苦しかった過去をどう乗り越えたかと共にアドバイスが書かれていたから訴えかける説得力があったからである。

    もう1つは、著者の体験だけでなく、他の人にインタビューし、他の人の意見も取り入れていたからである。労せずして(?)生の声をたくさん聴けてしまったように思う。

    ここで、人生のアドバイスをもらうのが大変な例として一つ、私が実際に人生の先輩から体験談を聞きたいと思い、若々しくて仕事に情熱があって素敵な年上の方に「20代のうちに何をしておけばよいと思うか」聞いてみたところ…、
    「30代までは遊んでてもいいんじゃない?40代が勝負だよね。そこでどう積み重ねるかで元気なままの人と一気に老ける人とで差が出る気がする」とのことで、もう1人の女性と意気投合していた。
    ーこうして結局、20代、30代で遊ぶ以外に何をすればいいのかわからずじまいなのであった…。

    かくも人生のアドバイスを貰うというのは難しいものなのである。筆者が頑張ってくれたおかげで、この労を省いて、美味しいエッセンスの部分だけ貰えるのだから、お得である。

    どの項目もタメになったが、一番はっとしたのは、8の「自分のルーツを知る」の項目。自分の家族周辺や先祖の職業(才能)を、自分も持っている可能性がある、という話で、今までそのような考え方をしたことがなかったので驚いた。
    本書で書かれていることは、例えば項目9の「自分は何をする人なのか(ヒーラー・文章を書く人・物を作る人…等)、才能の形を調べておくこと」というのは、自分では判別しかねるが、親兄弟や先祖や親戚の目に見える形で表れている才能はわかりやすいので、参考になるなと思った。

    最後に、本書の評価は★5でも良かったが、本書で紹介されている17冊のうち、試しに3冊読んでみたところ、どれも「運命は自分で引き寄せる」系の本で、本書より限定的な部分にしか焦点が当たっていないような印象を受けたのでマイナス★1。
    もちろん全部読んでから文句をつけろという話なのだが、タイトルを見る限り他の本も似た系統に見えるのと、小説も自己啓発本も混ざっていて、どういう本なのかわかりにくいので、やはり★4ということにしておく(本を見つけた後に、小説だったのかと気づいた。ただ、他の紹介本も読んで、いい本があれば追記したいと思う)。
    単語でも一言でもいいので、本に説明があるとより良かった。

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著者プロフィール

神戸生まれ。経営コンサルタント、投資家を経て、29歳で育児セミリタイヤ生活に入る。4年の育児生活中に作家になるビジョンを得て、執筆活動をスタートする。
「お金と幸せ」「ライフワーク」「ワクワクする生き方」をテーマにした1000人規模の講演会、セミナーを全国で開催。そのユーモアあふれるセミナーには、世界中から受講生が駆けつける。人気番組「本田健の人生相談~Dear Ken~」は4700万ダウンロードを突破。2014年からは、世界を舞台に公園、英語での本の執筆をスタートさせている。著書は『ユダヤ人大富豪の教え』『20代にしておきたい17のこと』(大和書房)、『大富豪からの手紙』(ダイヤモンド社)、『きっと、よくなる!』(サンマーク出版)、『大好きなことをやって生きよう!』(フォレスト出版)、『「未来を書く」ことで、どんどん夢は実現する』(永岡書店)など200冊以上、累計発行部数は800万部を突破している。

「2022年 『本田健 未来を開く手帳 2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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