- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479302995
感想・レビュー・書評
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すらすらと読めて、クスッと笑える阿川さんのエッセイ。
ご自身の色々な経験談も多く、どのようなことを考えていらっしゃるのか明瞭で楽しめます。
20代のお見合いと披露宴のためのホテル通いの話とか、ベッドの話しなどは読みながら笑ってしまう。
本当に人間的魅力に溢れた人だなぁと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
インタビュアーとして有名な阿川佐和子さんのエッセイ集
短くてすいすい読める -
1人の女性の生き方が書かれていて、飾るところもなく、ありのままの生活を送る姿を見ているような気持ち。
大人だってダラダラする時もある。けど、ダラダラせず色々なことにチャレンジしている大人もいる。その大人は疲れているはずなのにキラキラ輝いていて少し羨ましい…。それは私も羨ましいと常々思っていたことだった。でもダラダラしちゃう自分を叱るのではなく受け入れている所が素晴らしいと思う。自分のダメな所も含めて自分だからというのをわかっている人にしか出来ない。私もそんな人になりたい。いざっていう時に自分を守るのは自分だから。 -
スラスラと読みやすい。これぞエッセイという感じ。同じ女性でも川上弘美とはだいぶ違う。ビールの時にも感じた、女性の文章だけどサバサバしてて、ときどき男のような言葉が混じるのがなんとも良い。
ブロッコリーのガーリック炒め、なるほど。
1日で読了、おもしろかった。もう一冊読んでみよう。
もともとエッセイあまり読まない。女性作家は川上弘美ぐらい?
檀ふみとのああ言えばこう食うを借りてみた。文章の違いとかあればおもしろいかと。 -
「グダグダ」とは。
家で、グダグダ過ごすのが好き、とか、仕事をしようと思ってパソコンに向かうも、突然何かを思いついて別のことをいろいろ始めてしまうとか…
あるいは、何かについて「グダグダ」述べてみるという意味も含むのだろうか?
あまりいい響きではないような気がするが、実は、その「種」は、日常のなかで、ふとあたりを見渡すと、何かきらりと光って見える、ピンと来た、ちょっと感動した、新しい発見をした、そういう、気持ちを弾ませてくれるなかなか良い物のようだ。
現実的に言えば、「エッセイの種」なのかもしれませんが(笑)
とにかく、単調とも思える暮らしの中にも、阿川さんのおしゃべりのネタは尽きない。
日々を楽しく過ごす極意なのかもしれない。
ちなみに、この“だいわ文庫”はアルファベットでジャンル分けされており、この本は“D”の、「人生・生き方」に分類されている。
なるほど。
(「小説」はあるけど、「随筆」というジャンルはないのだ) -
相変わらず、阿川佐和子さんは面白い•ﻌ•