ぶらり、世界の家事探訪<ヨーロッパ編> (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479308898

感想・レビュー・書評

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  • 暮らし体験 を綴ったヨーロッパ編

    観光とは違う角度から、他の国の人たちの暮らしを一緒に体験しているかのようでとても面白かった

    大好きなフィンランド編もあって嬉しかった

    家事論については、共感
    日本の女性の負担を減らすためにも、家事男子が増えるように変わっていったらいいのにな

    そして反省は子供の家事
    自分がやった方が早いからと、なかなかさせていなかったけど、人間形成の基本は暮らしと読んで気付かされました!

    少しずつでも今から家事をすることで、大人になった時の経験値が違うよね!
    一緒にやるようにします!

  • 【書評】『謹訳 徒然草』他3冊 | ハルメク暮らし
    https://halmek.co.jp/culture/c/entertainment/6377

    ぶらり、世界の家事探訪<ヨーロッパ編> - 株式会社 大和書房 生活実用書を中心に発行。新刊案内、書籍目録、連載エッセイ、読者の広場。
    https://www.daiwashobo.co.jp/book/b589174.html

  • ヨーロッパ5か国での「暮らし体験」で知った家事と生き方再発見。
    1か国目 フランス(2011年)ーかっこよく暮らす
    2か国目 ポーランド(2005年)ー豊かさを目標に暮らす
    3か国目 フィンランド(2003年)ーナチュラルに暮らす
    4か国目 ノルウェー(2009年)ーシンプルに暮らす
    5か国目 イタリアー(ジェノバ2008年)、
        (アルバアドリアティカ2019年)フレンドリーに暮らす
    70代後半の著者の、パワフルなホームステイのエッセイ。
    ヨーロッパ5か国での、受け入れてくれた家族との生活は、
    短い期間だけれども、得るものがいっぱい。というか、
    パワフルに様々なことを吸収していく行動力のすごさは驚き。
    その国の背景、その地域の自然環境に即した生活は、
    衣食住に凝縮されていて、それらをつぶさに観察している。
    家族における家事の役割、親子の在り方、家族や友人との関わり。
    各々のホストファミリーの家事において大事なことは何か。
    それらから見えてくる生き方や暮らし方から得られた、
    様々なヒントをも示してくれる。
    スーパーマーケットや街でのグルメ、観光の話は楽しく、
    ホストファミリー宅での食事の記録も興味深かったです。
    シンプルな食事だけど、愛情たっぷりな感じです。
    すごいのは、著者もお礼に料理を作って振舞うこと。
    これって、なかなか出来ないことですよ~。
    あ、イタリアのスーパーマーケットのショッピングカゴ、
    写真が見たかったなぁ。床を転がすって、どんな仕様?

  • いいな~。
    70代後半である著者の行動力に感心した。
    毎年海外へホームステイに出かけるなんて、日頃狭い範囲で小さく生きてる平凡な私には夢のようなお話。

    著者はホームステイのことを「暮らし体験」と呼んでいる。初めての体験地は、48歳でのスウェーデン。
    この本の中では、フランス、ポーランド、フィンランド、ノルウェー、イタリアでの体験が綴られている。
    「家事」をテーマにした探求心あふれる観察記録ともいえる。短期間だが暮らし体験というだけに、自身の興味あるテーマに沿って動き、また、本人もホストファミリーへのお礼の夕ご飯を作る(時に失敗)など興味深いし面白い。
    この行動力、少しでも真似できたらな~

  • 旅行気分が味わえるもの、としての選書してもらった1冊。作者の76才の阿部さんの欧州ホームステイ記。74才でイタリアにステイしている。1週間ほど受け入れ家族と生活を共にするだけでも好奇心と体力すごいなあと思った。語学留学でもなく生活を体験するだけ。でも読んでいて旅行気分というか、日常から離れた気分になった。日本国際生活体験協会なんて機関があることを初めて知った。そこで滞在先を探してもらえるそう。コロナ禍以降は厳しいだろうな~

  • 家事の大切さと難しさを改めて考えさせらる本でした。

  • どこの国に住んでいても、基本的な家事は、みな同じ。でも、少しずつお国柄や個性が表れていたりする。
    普通の旅行の本よりも、よりその土地の暮らしぶりがイメージできて、おもしろかった。

  • 最近、本を読むと眠くなってしまって、あーもうこれは読書好きじゃなくなったんかなと思ってたら、この本は一気に読めた!
    面白かったぁー。

    押しつけがましくなく、けどちゃんと伝えたいことはしっかり書いてある。
    好きな空気〜!
    70代後半、びっくり。
    パワフルな60代以上の女性は憧れしかない。かっこいいなぁ。

    5カ国各々の暮らし、家事のことがよくわかる。男女の家事分担やら、外注やらも。家事は有償。いい言葉だ。
    フンフンと色々頷けるところがあるのだけど、
    それだけじゃなくって、海外ならではの街並みやおいしそうなものの話もたくさんある。
    読んでると、明日からの毎日が、少し愉快に捉えられるような。

    特に、お礼の料理をふるまうとき、失敗してしまったって内容なのに、結びの言葉が「よし、明日も頑張ろう!」笑
    大好き。
    わたしもこのマインドでいきたいです。

  • 私は海外に行くのは怖いけど
    行ってみたいと思える本。
    観光だけでなく、暮らしを中心に書いてるところが興味深かった。
    家事は暮らしの基本。その通りだと感じた。
    他の国のも読んでみたいと感じた。

  • ヨーロッパ(フランス、ポーランド、フィンランド、ノルウェー、イタリア)の家庭に小ホームステイをしてその国の暮らしを家事を通して見つめる1冊
    私はやっぱりイタリア人の陽気で今を生きてる感じが好きだなと
    年齢問わずパーティ出来る素敵さにほっこり

    ただ日本の家事の男性の実態に少しだけ悲しいなぁと。


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著者プロフィール

阿部絢子(あべ・あやこ)
1945年、新潟県生まれ。共立薬科大学卒業。薬剤師の資格を持ち、洗剤メーカーに勤務した後、消費生活アドバイザーの経験を生かして、科学的かつ合理的な生活提案をしている。食品の安全性や家事全般の専門家として、テレビ、新聞、雑誌等で幅広く活躍。また、世界各国の家庭にホームステイをしながら、その国の暮らしや環境問題を研究している。主な著書に『キッチンに一冊 食べものくすり箱』(講談社+α文庫)、『「やさしくて小さな暮らし」を自分でつくる』(家の光協会)、『始末な暮らし』(幻冬舎)、『老いのシンプルひとり暮らし』『老いのシンプル節約生活』(大和書房)他多数。


「2022年 『ひとりサイズで、きままに暮らす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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