大人に必要な読解力が正しく身につく本 (だいわ文庫 454-1-E)
- 大和書房 (2022年5月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479320142
感想・レビュー・書評
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『読解力』の身につけ方が5つの章に分けて書かれ、さらにそれぞれに簡単な問いがあり、自身の力を確認しながら読むことができる。所々に載っている図や、ページ下部の読み方チェックなど、楽しく読めるポイントとなっていたと感じた。
要約が非常に苦手なので、本を読んだ時はチャレンジしてみたいなと思った。
読んだつもり、にならないよう読むことを楽しみたい。
レジ横に『おすすめですよ!』と積んであったのをなんとな〜く手に取ったが、買ってよかったと思えた本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これからも謙虚に読んでいきたいと思った。
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SNSでの情報取得が主流となり、読解力の無い大人が増えている。いくら学生時代に国語を学んでいるからといって、日常的に文章に触れて居なければ「文章の本質を読み取る力」は鍛えられない。
前半は基礎的な国語の組み立てについての解説、後半は昨今多くなってきた「目を引く文章」に騙されないための読解力を身につけるための内容となっている。
もともと自分の読解力には自信があったが、タイトルを本屋で見て急に不安になり手に取った。
結果として、初心に戻ることが出来て非常に良い読書経験になった。
本書でアドバイスされている通り、私も今後は読書をした際は気になったワードなどを積極的にメモしながら、飲み込みながら読もうと思う。 -
国語講師の書く「読解力」の本。
「読解力」というと学生時代の国語を思い出すが、この本では日常生活の中で他者との間で認識齟齬が起こらないようにしたり、世の中に溢れる情報の本質を捉えたりするための重要な力を指している。
大人になった今だからこそ、読みたい・読むべき本だった。 -
flierのオススメにあったものを手に取ってみた。
国語教師の方が書かれているだけに、ポイントを押さえた説明が全体に分かりやすい。 中盤のリテラシーのところは現状踏まえると外せない話題であり、大人に必要な、と銘打ってる中で欠かせないことと思う。
また各ページ下にある読み間違えやすい漢字も、ちょいちょい間違えていたので、今後気をつけたい。 -
読解力を身につける必要性を感じることができた。
学校の国語の授業のように接続詞や文の読み方を簡単なイラストや図と共に学ぶことができた。
内容のレベルはあまり高くなく、現代の日本人の読解力低下度合いに驚かされた。
ツリー図の考え方は大切にしていきたいと思う。 -
今、流行りの読解力の本。日本語を読み解くのは難しいけれど、接続詞や助詞に気づくなどのちょっとしたコツを身に付ければ、誤解しなくてもすみそう。わかったふりをして読み飛ばすのはやめて、自分で興味を持って調べて、ちょっとでも語彙を増やしていけたらと思った。
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普段の読み方にちょっとした変化をもたらすと、読解力を長期的に伸ばせるということがわかった。
また、語彙力も同時に伸ばすと効果があるということなので、日常生活の中で読書を続けていこうと思った。
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自分で図を作ることは、より深い理解に繋がる。
最近、図解本を見かけることが多い。読者にとってはわかりやすいかもしれないが、それは思考の放棄に繋がる。なぜなら、図解という行為は思考の結果としてだけでなく、思考の過程でもあるからだ。