不便でも気にしないフランス人、便利なのに不安な日本人~心が自由になる生き方のヒント
- 大和書房 (2017年8月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479392965
感想・レビュー・書評
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おもしろかった。
フランス人のカリンさんの目から見た日本のいいところ、おかしなところ。言われてみると確かにそうだなーと深くうなずく点がたくさんあって、日本て不思議だ、ヘンだ、とかけっこう思ってしまった。
フランスの、何度失敗しても許される雰囲気、離婚してもいいし、結婚しなくても事実婚で子ども産んでもいいし、それで経済的にも社会的にも大丈夫、っていうのが素敵だなあと。ずいぶん自由になるよね、と思う。日本、息苦しすぎ。。。あと、確かに日本て、子どものころから「男女別」がしみついているよなーとか。
あと、日本のコミュニケーション不足にもうなずく。わたしも本当に人とコミュニケーションとるのが苦手だけれども。無駄口たたかないのがスマート、みたいな風潮があるような気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感想文を読んでいるような感じ
ー子どもたちが、知識を吸収するスピードが速いのは、彼らの神経が若いからではないらしぬ、
そのスピードを支えているのは、
とにかく知りたいという欲求からによるものだ
ーフランスと日本の婚活サービスについて
「結婚がすばらしいわけではない。その後に続く結婚生活こそが、すばらしいのだ」
自分の見えている世界や思考が狭いなと思ったときは、そのフレームワークから外れる異文化に触れることで、知り、自分に取り込み、咀嚼し、そうすることで自分の視野が開かれていくもの
生きる知恵を養うために、日々学びをする
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ぱらぱらっと読んだので、あまり覚えていないが、どちらもよしあしがあるなと思った。
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フランスの良いところ
・パートナーと動く
・知らない人に話しかけるのが普通
・結婚が素晴らしいのではなく、その後の結婚生活が素晴らしいという考え
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日本人ならではのいいコミュケーションの方法や、解決法があるはずだと信じたくなる。最近の日本にがっくりきている日本人でした。
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日本を愛するフランス人ジャーナリストの本でやっぱりとおもうぶぶんがたくさんある。
あくまで個人意見としての内容も納得することも多く、これからも注目したい作者。
夫のじゃんぽーる西氏もなかなか交換の持てる人物におもえる。
私もそうだが外国に惚れ込む人っているんだとあらためてそこも納得。
コロナがなんとかなって、早く若い人が海外を見られる日が来てほしい。 -
フランス人から見た日本はやっぱり面白いです。
フランスに行ったとき、昔からの建物が残ってて感動しました。
で、日本は何なの!と怒っていたけれど。
たしかに日本は地震などの自然災害が多いから、新しいものがいい、という価値観になりますよね。
うまくフランスと日本のそれぞれのイイトコロを取り入れた生活をしていきたいです。
他国のイイトコドリは、日本は得意なハズ! -
義父よりプレゼント(「フランスと言えばゆりさんだ」)
日本で働き日本人のパートナーと日本で子育て中の筆者の日仏比較エッセイ。何かと窮屈で考えすぎな日本人と、何とかなるさ精神で気楽にその場に応じて考えて状況を打破しようとするフランス人。
いいところも悪いところも含めてこういう視点も考え方もある、気楽にやりなさいという義父からのメッセージもそこはかとなく感じた産休間近の夏。 -
外国人(フランス人)から見た日本
少々耳が痛いところもあるけど、
フランスと日本のそれぞれの長所短所が面白い。
ぶっちゃけ、だいたいは
相場通りのご意見だなとは思ったけれど…
フランス人はデカルトの遺伝子を継いで
つねに疑う
というところがへぇ〜だった。
日本人はどうだろう?
すぐ読める本です。
著者が日本語の読み書きができるからか
原語の本かと思うくらい読みやすかったです。 -
フランス人の考え方や価値観を具体的なエピソードを伴って書かれていてとてもわかりやすかった。