- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479771845
感想・レビュー・書評
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タイトルで損している感がハンパない。これはエロスと言う言葉を嫌悪する女性にこそ読んでほしい本だからである。エロスを否定し、軽い女に見られなくないと突っぱね、男に恵まれないと憂い、自らどんどん面白くない女になっていっている女性に読んでほしい。心の持ちようだけで、平たい顔のおねーさんが、セクシーで魅力的になり、男性に興奮と安心感を与え、優しくしてもらえる存在になれるという本です。薄っぺらい、壇蜜のタレント性を売る本と言われる方もいますが、そういう意味では、僕はまんまと壇蜜がもっと好きになりました。女が女であるという事を否定して、得することなど一つもないです。世の中が明るくなる方向にいくこともまぁないでしょう。そういう考えを裏付けてくれるものがありました。
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「なるほどー!」だったり
「それはさすがに・・・(笑)」だったり。
エロティックな壇蜜さんによる
見た目、デート、言葉、ベッド、そして心のお作法の指南書です。
徹底して男性目線を意識し
ご自身や恋愛を見つめているんだなって
一貫した考え方に感心しきりでした。
いくら女性の目から見て可愛いアイテムであっても
男性からも好かれるかどうかを基準にファッションを決めるとか
男性になにかを直してもらいたいときは
あたかもそれが周囲の意見であるかのように伝えると効果があるとか
男性を抱き締めるときは首にしがみつくより背中に手を添えるとか。
自分がどうしたいかを
相手の受け容れ易い形や望む形へと柔軟に変えられるのは強みですよね。
ただ途中からはやっぱり
「壇蜜だから」で通用する内容になっていったかなあ。
壇蜜さんだからっていうより
己を把握して理解している女性だからこそ使えるテクニックというか。
まだ土台も基礎も身についていない恋愛初心者があれを鵜呑みにしたら
とんでもない勘違いの空回りが発動されちゃいそうです。
ずっとパンツルックで通してきた子に
深いスリットが入ったチャイナドレスの着方を教えているような感じ。
なので水商売もこなしたことのない素人の意見ですが
この本を参考にするのであれば
書かれていることを実際に応用してみるのではなく
壇蜜さんがなんのためにそれをしているのかを読み取って
ご自身の恋愛に少しずつブレンドしていくのがベストじゃないでしょうか。
壇蜜さんの聡明さとかっこよさが充分に伝わる本です。
必ず一興にはなると思うので興味がある方はぜひどうぞ。 -
なんのカテゴリにするか迷いました (笑)
本屋さんで偶然見つけて
冷やかし半分、好奇心半分で読んでみたら
意外とおもしろかったという。
内容は男女の関係において
壇蜜さんが(おそらく)日頃気にかけていることを記した一冊。
もともと壇蜜さんのことは好きなので評価は甘めかもしれないですが
へえ、男性からしたらそういうものなのか(笑)、とか
ああ、男性目線で見たらそう考えたりするのかも、など
男性の目線や性質を知るためのひとつの参考として読むには
さらっと読み切ってしまえるのでなかなか適した本なんじゃないかなあと思います。
文章もとても読みやすく
壇蜜さん独特の語り口調がちゃんと表れているので
読み物としてもおもしろかった★
ともかく壇蜜さんって頭の良い人なんだなあということを
改めて実感した一冊です。
息の長い芸能人生活を送ってほしいです。 -
本日、読了。
これが壇蜜さんの考え方か~という感じ。 -
壇蜜さんのあの独特な雰囲気がどこから来ているのか分かった気がします。書かれていることを自分の生活の中で実践するのは難しいかもですが(笑)壇蜜さんの魅力が詰まっています。考え方とか意志の強さとかお茶目な一面…本当に素敵な方だなあ益々好きになりました。
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「他に変わりのいない女」になるのが目標。たーしーかーにー。
「君じゃなくちゃダメだ」と想われる存在でいたい。
(2014.01.25読了/8) -
興味本位のみで読んでみましたが、あまり好きではない。
潔いだとか、スマートだとかという言葉が時々見られたけど、私からしたらぜんぶ中途半端に思えました。
自分の適性とか、客観的に見られているのかもしれへんけど、ひとに対する向かい方が真摯でないと思った。
もちろん、こういう本もあっていいと思うのですが、その辺のハウツー本でしかないと思いました。 -
壇蜜さんのエッセイ本。同時に日本人のエロスについての本にも思える。
今風の俗っぽさと違う所に魅かれる。
露骨に甘えるよりも、「秘すれば花」のような奥深いエロスについて考える文章が良い。
解りやすくも丁寧な言葉で書かれた本は、思いやりのある手紙を読んでいるようだった。
「お作法」というように、一つ一つが日々のちょっとした気遣いで、それが礼なのだと思った。温故知新だった。
日本舞踊師範でもいらっしゃるそうだが、それ故に下着は身に着けない(昔、着物の時代に女性が履くタイプの下着は無かった)のだろうか(違)