- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479772057
作品紹介・あらすじ
厄除け、春眠、葉桜、夏休み、雨宿り、文化祭、クリスマス…四季折々の俳句&写真と一年を巡る旅。
感想・レビュー・書評
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結婚おめでとうございます。
壇蜜さんのエッセイのとぼけた面白さにはいつも感服しており、今回も大変楽しく読めました。
結婚してもエッセイストとしての仕事は続けて欲しいものです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おじぎして 空願いする 初詣。鬼やらい それはできぬと みそっかす。卒業と なあなあ濁され 次の地へ。奪われた フォークの行方 鳥の巣。服よりも 洗浄剤を 衣替え。「蝸牛」鼠径にはわせ 三万部。箱庭に 入るそして居る 誰がために。亡き祖父に 洗体接待 墓洗い。秋日傘 小間のぬくみが 名残惜し。しわしわと 老いれば甘し つるし柿。二度寝して ささくれ舐める 文化の日。ストーブと ないしょ話の ひとりっこ。
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1980年秋田生まれ、本名、齋藤支静加(しずか)、一番うれしいプレゼントは「手紙」だそうです。「壇蜜歳時記」、2016.12発行。一年の計は元旦にあり、一月の計は朔日(ついたち)にあり、一日の計は朝にあり。「壇蜜」という勤めをされてる壇蜜さんの1年はどのような彩りで過ぎていくのでしょうか。知性と美しさで、多くのファンを魅了し続けていただきたいと思います(^-^) 「亡き祖父に 洗体接待 墓洗い」おじいちゃんゆっくり休んでいられませんねw。「しわしわと 老いれば甘し つるし柿」人間もそうありたいですw!
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季節感が心地よく、通読する時間を通して一年間を味わった気持ちになりました。
「ゆるやかさの価値」が印象に残りました。
壇蜜さん、いいなぁ。
私も粛々と日々を過ごしていこう。 -
写真と俳句付きのエッセイなので、期待してましたが「あれ?」というほど普通でした…。
「壇蜜日記」や「どうしよう」に期待します。