簡素な暮らしの家事手帖 ~老いを心豊かに生きる知恵~

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479782261

感想・レビュー・書評

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  • おばぁちゃんの1日。

    みたいなサブタイトルかな?
    結構なおばぁちゃんです。でも、80過ぎの。
    旦那さんは90歳。
    でも、これを読んでると感覚がとても若い。。。

    そして、車の免許返上したのもつい最近だとか、老人の運転事故が止まらないけども、確かにこの感覚で歳とったら、免許返上のタイミングわからなそうだなぁ。、、、と。思いました。

    なんだろ、老人だけど老人じゃないもんなぁ。と。

    今後の日本にはこんな若い感じの老人が増えていくんだろうなぁと自分のことのように読んだ一冊でした。

  • 生涯で2冊の本を出版されており、これは亡くなる4年前に出版された本のようです。
    文庫本になっている『心をこめて手早くできるアイデア家事の本』を子育て時代に活用させてもらいました。
    久々に読んで、もう一冊のこちらも読んでみたいと思い手に取りました。

    本にはご病気になったことが書かれており、その4年後にお亡くなりになっているようです。
    もしかしたらご自分の体調に気づいて、これまでの集大成として本書をお書きになられたのかもしれません。

    内容は前作と被る部分も多いのですが、自伝的な内容が加えられており、終戦の2年後に18歳で結婚し、専業主婦一筋で家庭のために様々な工夫をされてきた様子も描かれていました。

    今回目にとまったのは、本人が得意とされているお料理はもちろんですが、衣類の整理のところです。

    持っている衣類は61着だけだそうで、全部出してみて、いらないものは処分。
    こんまりさんの方法を先駆けておられると思いました。
    無駄なものは持たない、ミニマムライフの先駆けでもあるかもしれません。

    冷蔵庫にメモは貼らない、外食はほぼしない、夫はパンを焼く係になっているなど、著者独自のこだわりがあるのも面白かったです。

    著者のやっているとおりにやることが良いのではなく、自分が大切にしたいものを見極めてメリハリある家庭生活を合理的に送ることで暖かい自分らしい家庭を作りましょうというメッセージが伝わってきました。

    時代に合わない部分もありますが、
    老後はこんなていねいな暮らしもいいなと思いました。

  • 老人の食事に関して参考になることがいくつかあった。

  • 目指しています
    こんな生活

  • *老いても自立して簡素に暮らしたい。そのために心がけていることとは…全国各地の家事講習会に招かれ、300回以上講演した主婦が紹介する、気持ちに余裕が生まれる家事のコツ、ラクに進めるための工夫*

    老いても、いや、老いたからこその、理想とも言えるこの暮らしぶりには感嘆しかありません。全てに無駄がなく、削ぎ落された中で、本当に必要なものや美しいものだけが残る生活。それを丁寧に、粛々と紡ぐ日々。もっと真摯に暮らしと向き合いたくなる1冊です。まずは「先手仕事」から着手しよう…

  • 読んでいてなんともゆったりした気持ちになり、ほっこりした。為になるレシピや生活の知恵などがあり楽しんで読めた。

  • 年取ったらこんな生活もいいなー

  • 老後の生活の参考になりました。

  • 科学的にどうなん?と思うことも多々ありますが、81歳で自立して生活できるというのは立派。見習いたい。

  • とても丁寧な暮らしをしている女性。ご主人の定年後も、無理強いすることなく2人で協力しながら仲良く暮らしている様子が素敵で憧れる。
    ありきたりだけど、この様に歳を重ねていきたい。

    2015.5.30

  • 2014/7/30 すごい良かった!塩豚、炒め玉ねぎ、夏火鉢...取り入れたいものが沢山。日々がせわしなくなった際にぜひ読み返したい。

  • 「先手しごと」
    これができるようになりたい!

  • まだまだ残暑である。

    真夏よりも今頃からのほうが夏バテとなり、なんだか家事もおっくうになりがち。
    そんな時には家事の大先輩の主婦のお話をきいて、いや読んで自分に活を入れよう。

    すごいなぁ。家計管理から始まって物の整理、一日の時間割、食事のことから家事暦までこうもきちんとなさっておられることに驚く。
    1930年生まれということだから80歳をこしておられるのだが、見事なかぎり。
    これぞ主婦の鑑、という感じなのだ。

    年をとると何ごともおっくうになりがち、なんていうけれど年をとればとったなりに工夫をしてきちんとした生活をおくっていらっしゃる。
    ひとつでもふたつでも参考にさせていただきます。(ってところがトホホな私)

  • なるほど!と思った箇所にふせんをつけたら、本の上部がふせんの海になった(笑)塩豚作ってみよう。

  • 素敵な老後生活…。私もこんな生活を送れるのかしら…と不安になった

  • 著者2作目。「簡素な暮らし」系に魅かれるようだ。
    村川さんは、81歳だという。羽仁もと子主案「友の会」会員の人。
    前作でもあったが、生活全般の見通しがついている。
    「先手仕事」で、食事作りもまとめて下ごしらえ。
    先手仕事のまとめづくりレシピも色々と載っていました。
    歳をとっても、自戒し、先手仕事で自分の暮らしを工夫して楽しむ心がありました。

  • 老いを心豊かに…という副題がついていますが、若い人でも十分に納得できる内容です。

    身体を健康に保つことは重要で、そのためにも食費は応分にかけること。
    外食で贅沢するのではなく旬の食材を上手に利用して無駄なく使いきること。
    お金をかけることだけが贅沢ではないこと。

    とても参考になりました。

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