3分でわかる恋愛心理学―使っただけでうまくいく!

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479792055

感想・レビュー・書評

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  • 前に同じ著者の恋愛でない一般心理学の本を読んだので、ついでに。
    一般心理学の本と重複する点が多かったので、目新しい点は少なかった。

    ・ダブルバインド
    相反する2つのメッセージを同時に発する。これを受けた相手は戸惑い、心が揺れ動く。この不安定感が恋を燃え上がらせることがある。
    例:常に親切にしていたが振り向いてもらえなかった。急にクールな態度をとってみた。彼がおや?という表情をした翌日には、また優しくを交互に繰り返した。すると、冷たい時には、彼から話しかけてくるようになった。
    彼女が自分を空いていると思ったが、反対のメッセージが発せられたために、「どうしたんだろう?もしや心変わり?」と落ち着かなくなり、自らアプローチするようになった。

    ・仮眠効果
    最初に情報を聞いた時、それが信用できなくても、しばらく寝かせておくうちに、信用できるようになる。寝かせている期間に、情報に付随してくる余計なイメージが薄まり、情報そのものの価値を見直すようになる。
    例:お調子者のイメージの彼がアピール。なんだか信用できないと思っていたが、距離が離れると、彼の言葉が気になる。数カ月後、再度アプローチしてきた彼を受け入れた。
    ⇒告白したら、返事を急がず、相手の中で眠らせることも必要。
    「相手の態度がはっきりしない」と焦って結論を出すと、折角の可能性の芽を摘んでしまう事もある。

    ・恋人が怒るのは、寂しさの裏返し
    恋人を叱咤しすぎると、「自分は正しいのに、相手が受け入れてくれない」と感じる。
    分かって欲しい人が分かってくれない、手をさしのべてくれない=愛してほしいのに愛してくれないという悲しみになる
    ⇒これが怒りとなる

著者プロフィール

監修:渋谷 昌三(しぶや しょうぞう)1946年、神奈川県生まれ。学習院大学文学部を経て東京都立大学大学院博士課程修了。心理学専攻。文学博士。現在は、目白大学名誉教授。主な著書・監修書に『ワルイ心理学』『閲覧注意の心理学』『大人のブラック心理学』(以上、日本文芸社)、『10秒で相手の本音を見抜く本』(三笠書房)などがある。

「2021年 『眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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