- Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479792055
感想・レビュー・書評
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前に同じ著者の恋愛でない一般心理学の本を読んだので、ついでに。
一般心理学の本と重複する点が多かったので、目新しい点は少なかった。
・ダブルバインド
相反する2つのメッセージを同時に発する。これを受けた相手は戸惑い、心が揺れ動く。この不安定感が恋を燃え上がらせることがある。
例:常に親切にしていたが振り向いてもらえなかった。急にクールな態度をとってみた。彼がおや?という表情をした翌日には、また優しくを交互に繰り返した。すると、冷たい時には、彼から話しかけてくるようになった。
彼女が自分を空いていると思ったが、反対のメッセージが発せられたために、「どうしたんだろう?もしや心変わり?」と落ち着かなくなり、自らアプローチするようになった。
・仮眠効果
最初に情報を聞いた時、それが信用できなくても、しばらく寝かせておくうちに、信用できるようになる。寝かせている期間に、情報に付随してくる余計なイメージが薄まり、情報そのものの価値を見直すようになる。
例:お調子者のイメージの彼がアピール。なんだか信用できないと思っていたが、距離が離れると、彼の言葉が気になる。数カ月後、再度アプローチしてきた彼を受け入れた。
⇒告白したら、返事を急がず、相手の中で眠らせることも必要。
「相手の態度がはっきりしない」と焦って結論を出すと、折角の可能性の芽を摘んでしまう事もある。
・恋人が怒るのは、寂しさの裏返し
恋人を叱咤しすぎると、「自分は正しいのに、相手が受け入れてくれない」と感じる。
分かって欲しい人が分かってくれない、手をさしのべてくれない=愛してほしいのに愛してくれないという悲しみになる
⇒これが怒りとなる詳細をみるコメント0件をすべて表示