汗をかかずにトップを奪え!『ドラゴン桜』流ビジネス突破塾

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 383
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479792253

感想・レビュー・書評

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  • 2012年36冊目。
    197冊目。


    京橋図書館で借りる。




    転職デッドラインが30歳というのは、感覚的に納得できた。逆に、30歳までは転職を数回繰り返してでも、自分に合う仕事を探そうと思った。また、独立することが出来るように、手に職を付ける、具体的には国家試験レベルの資格を取得しておきたいと強く感じた。
    また、まず自分の苦手分野を考えるという事も、僕にとって重要なことであると感じた。可能な限りストレスなく仕事をしていくには、非常に重要な考え方だと思う。
    また、80%の力で相手の要求に応えるという事も、意識したい。無理をして100%以上の力を出し、結果として途中で燃料切れになってしまうということが多くあったので。




    ≪本文引用≫
    p.43
     転職のデッドラインは30歳だ。厳しいことを言うようだが、30歳を越えたら、もう転職は考えないほうがいい。転職者としての賞味期限が切れているのである。

    p.48
     リスクが先に浮かぶ人間は、いざというときになにも決断することができない。

    p.58
     人間は、決してメシを食うためだけに働いているわけじゃない。働きもせず、無益に過ごす時間、あるいは孤独に耐えられないからこそ、働いているのだ。
     つまり、仕事とは「大いなるヒマつぶし」なのである。

    p.63
     特に近すぎる関係、「半径5メートル」の人間関係では、とんでもなく下らないことがストレスの対象になるから注意が必要だ。
     たとえば、「説教するとき唾が飛ぶ」とか「笑い方が気に食わない」とか「小指を立ててコーヒーを飲む」とか、そういったレベルでの嫌悪感だ。

    p.72
     パソコンを買い替えても仕事力が向上するわけじゃない。
     新車を買っても運転が上手くなるわけじゃない。
     髪型や服装を変えただけでモテるようになるわけじゃない。
     同様に、いくら働く環境を変えても、急にスーパービジネスマンに変身できるわけじゃないんだ。
     転職や独立が自分を変える「きっかけ」になることはあっても、決して自分を変える「条件」にはならない。

    p.78
     第一に考えるべきは自分の苦手分野であり、「自分はなにに対してストレスを感じるのか」なのだ。

    p.156
     時間は関係なし。自分で決めた問題数をクリアしたら、たとえ早めに終わってもそれ以上勉強しない。

    p.186
     せいぜい100%、できれば90%や80%の力で相手に応えるようにする。

    p.196
     使われるのがイヤなら、使う側に回る。
     ダマされるのがイヤなら、ダマす側に回る。
     社会のルールに文句をつける前に、ルールをつくる側に回る。

  • 次の日の仕事スタートをスムーズにするよう、前日の仕事をあえてキリの悪い(次の日すぐに着手できる)状態にする、ということを、つい最近、上司からもアドバイスもらった。
    ちょっと、試してみよう。

    あとは、まだ会社を使いこなせてないなぁ、と。。

  • 130129
    使う、ダマす、ルールをつくる側。自分探しじゃなくて自分づくり。指名される人になる。敵をつくらない。自分を理解してもらう努力。不公平は当たり前。

  • 2011/11/26 No.29

  • 仕事術の本です。

    ・仕事選びの考え方
    ・人間関係対策
    ・仕事における前提
    ・時間の効果的な使い方
    などです。

    ================
    ●「半径5メートルの人間関係」に悩まない方法
    →転職をする最も大きなストレスを感じる理由は人間関係。そして、その中でも「半径5メートル」がもっとも大きい。

    ●人間関係のトラブルは互いの「無知」から生まれる。相手が理解してくれないのは、自分が「理解してもらう努力」を怠っているからなのである。動くべきは相手ではなく、まず自分なのだ。

    ●仕事選びの基準
    中途半端な愛情や思い入れに左右されず、いつでもビジネスとして客観的な判断が下せるような仕事に就く。

    ●「あいつが言うんだから」と思わせたら勝ち

    ●日本の会社で出世する3つの条件
     1)人脈
       上司とその上の取締役との個人的な信頼関係
       クライアントを手中におさめる
     2)ムダがない
     3)敵がいない

    ●農耕民族の日本人にとっては「二十四時間、常に仕事」が大前提。農耕民族は「田んぼが気になる」

    ●仕事はON/OFFではなくLOW/HIGHで考える。絶対に主電源は切らない。→「人間もスタート時にもっともガソリンを食うようにできている」

    ●「仕事は5分、あとは作業」。「仕事=クリエイティブワーク」

    ●涼しい顔で仕事をこなす、スマートなビジネスマンのほうが、ずっと信用できる

    ●結果を書く手帳を用意する

    ●仕事の入れ方
     1)休日の予定
     2)どうしてもやりたいことの予定
     3)やりたくはないが、やらねばならないこと
     4)できればやりたくないこと
     3色ボールペンで色分けする

    ●「指名」をもらえる人間になれ。ただし、指名する側の「過度な期待」には応えるな!自分の能力の80%程度の力で応えられるようにする。

    ●名前とは、その人の心の扉を開くマジックワード

    ●会議ではなく最大15分&5-6名の円陣に。

  • 一応、この方の本もチェックしますけど、この程度の情報でそれほど
    偉そうな言葉を使うこともないような気が個人的にはしますが。。
    まぁ、仰っている事は非常に全うです。

  • 三田 紀房さんのよく取材などをされた感じが
    本内容全体を薄くすることがないので大好きです。

    全てがココにある!って訳ではないけど、
    マニュアルとか型どおりのことは書いてなくて
    本質に近いことを書いてあって考え直させる力のある本だと思います。

    文字も大きく、ページ数もそれなりなので
    ぜひ読んでみて下さい。

  • できるやつになるための技が書いてある。すでに他の本でも読んだ内容が多い。

    ● 大切なのは起業することではなく、いつでも辞められる準備をしてくこと。すぐに次の一手が打てるような自分を作っておくことが重要。目の前の仕事を片付け、実績を上げ、あいつはすごいと思われることが大事。

    ● 会社の上司やトップには教えてもらう。世のおっさん達は基本的に教えたがり。賢いやつだと思われる必要はない、面白いヤツと思われればよい。

    ● もう一冊手帳を持ち、自分を見つめなおすツールとして利用する。時間をどのように使っているか、有効に動いているか再確認するため。

  • ドラゴン桜の著者が書く本。
    阿部ちゃんが演じた桜木が指導している風に記されていて、たまに挿絵が入っているのだが、それらが無くてもいいのに、と思う。
    わざわざワイルドな言葉遣いをしなくてもいいのに、そのせいで結構損している、もしくは面白く読ませている感じかしてしまい、肝心の内容を邪魔している。
    内容としては真っ当なこと。
    情報発信は匿名でブログなど書いてもしょうがない、などとあって、なかなか感心した。

  • 『しょせん仕事なんて暇つぶし。受験勉強のように気楽に。まじめにならないで』。。。そんな帯のキャッチフレーズにつられて読んでみたが、ただの『社畜の勧め』でしかなく、心底がっかり。

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著者プロフィール

1958年生まれ、岩手県北上市出身。明治大学政治経済学部卒業。
代表作に『ドラゴン桜』『インベスターZ』『エンゼルバンク』『クロカン』『砂の栄冠』など。
『ドラゴン桜』で2005年第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
現在、「モーニング」にて『ドラゴン桜2』を連載中。

「2023年 『アルキメデスの大戦(32)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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