お金の地図ーー先の見えない時代を生き抜くお金の基本

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479792574

感想・レビュー・書評

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  • 日本人が書いているので、日本の状況とリンクしやすいかな。「自分の身を守るのは自分の知性でしかない」シビれる~(*^◯^*)

  • 普通のお金の本。
    知っておいたほうがいいことがいっぱいあるけど、
    目からウロコというような話はない。

    そんな中でも一番よかったところは、

    レシートを集めてファイルボックス10個程度に入れて支出を管理する。
    集計は1ヵ月毎にする。
    項目は以下のとおり。ライフスタイルによって変更もいい。
    ・住居費
    ・食費
    ・交際費、レジャー費
    ・水道光熱費、通信費
    ・教育費、自己投資
    ・衣服費、理美容費
    ・保険料
    ・税金
    ・車関連
    ・その他




    また、考え方として使えると思ったのは

    2:6:2のルール
    収入を「貯金2:生活費6:自己投資2」の割合で使うことを習慣化する。


    シンプルな考え方(めんどくさくないもの)を習慣化することが大事であると
    筆者は考えているようだ。

    ただし、「金持ち父さん貧乏父さん 」を読んだ身としては、
    マイホームを普通通り「資産」に分類してしまうことに
    違和感を感じる。

     お金を貯める行動指針

    1.お金を貯める理由・目的を明確にしよう
    2.お金の使い方のクセを把握しよう
    3.無駄づかいをしない習慣を身につけよう
    4.「2:6:2」のルールを徹底しよう
    5.お金の地図「家計簿」をつけて家計の無駄を見直そう
    6.細かい節約より固定費削減で大きな効果を図ろう
    7.お金の現在地図をつくり健康状態をチェックしよう
    8.お金の未来地図を描こう
    9.逆算思考で目標を設定しよう
    10.とにかく継続しよう



    全体の流れは
    「現状把握」→「目標設定」→「継続」
    と非常にシンプル。
    一番大変なのは「継続」というところだろう。

    ちなみに「十七歳の地図」を思い出した。関係ないけど。

  • 先の見えない時代を、将来への漠然とした不安を、
    拭い去るための『お金の地図』について、
    わかりやすくまとめられています。

    当たり前のことだけど、非常に重要なこと。

    収支表(家計簿)、財産表(現在のお金の地図、未来のお金の地図)

    を作ること。

  • 社会人になるにあたり、将来、必要となるお金はどのぐらいなのか、
    どれほどの貯蓄があればゆとりのある生活を送れるのかを知るために購入しました。

    いわれてみれば、当たり前なことが多く、特に目からうろこというような内容はありませんでしたが、
    自分のお金のクセを把握することや、支出を見直すことの重要性を理解しました。

    また、巻末でそれぞれのライフスタイルに合った、貯蓄の方法が紹介されているのですが、やはり、老後の貯蓄のためには、大まかな未来のお金の地図を描き、そのレールに沿って、実行していくことが大切だと感じました。

  • 貯蓄や株式投資に回すお金をいかに作るか?
    というのが主なテーマです。
    収支(P/L)と財産(B/S)の観点から、お金の地図づくりを
    勧めています。
    株式投資にはあまり役立ちません。

    1.テクニカル派orファンダメンタル派
     基本的なお金の知識

    2.資産バリューor収益バリューor成長バリュー
     株式投資と直接は関係しない。

    3.実践可能性(1理論的~5実践的)


    4.概要
    Prologue いまなぜお金の地図が必要なのか
    Step1 あなたはこんなお金のクセをもっていませんか
    Step2 お金の使い方を変えてみる 使途不明金をなくせ!
    Step3 こんな時代のお金の貯め方
    Step4 お金の地図その1 家計簿
    Step5 お金の地図その2 財産&借金リスト
    Step6 あたなは10年後、20年後はどうしていたい?
    Step7 続けるための仕組みづくり

  • お金を使う時は感情から入らない

    お金を使う時は何にでも予算を決める

    ポイントは利息なしで店に預けてるのと同じ。なるべく早く使う

    収入に合わせて支出レベルを上げない

    無駄なものリストを作る。
    (購入日、名称、価格、本来の価値、理由)

    2 お金の地図は、収支表(家計簿)と財産表で出来ている

  • 年金 平均 2人で23.3万円(もっといけば半額???)
    必要 約40万年

    老後 純資産 6000万円目標

  • 30分で読めて、役に立つ家計の基本です。

    だいぶ前に買ってあったのですが、今回ふと鞄に入れていました。

    帰宅中の電車内でさらっと読めてしまった本ですが、家計でのお金の使い方、貯め方、考え方について、とてもよくまとまっていると思いました。

    さすがに私も40近いので、「知らない事が多くてためになった」とは言いませんが、嫁さんにはススめておきました。(読んでくれることを望む。)

    内容的には、オーソドックスなものですが、現状を把握して、未来地図を作り、そのギャップを埋めましょうという考え方です。

    ノウハウ本になりきれていないという印象は受けましたが、若い方には特に読んで欲しいと思いました。


    [more]
    (目次)
    先の見えない不透明な時代を生き抜くために 「はじめに」にかえて
    Prologue  いまなぜお金の地図が必要なのか

    今の若い世代にマイホームは必要か?
    長期投半神括はすでに崩墳している
    人生のモデルがない時代
    不安はグチになるだけ。まずははじめてみることから

    Step 1 あなたはこんなお金のクセをもっていませんか
      あなたは自分のお金のクセを知っていますか?
      ?コンビニやスーパーに行くと、つい余計なものを買ってしまう
      ?まとめ買いするとおトクだ!
      ?ストレス解消を言い訳に、衝動買いや飲み会がやめられない!
      ?セールしていたら、買わないと損! と思ってしまう
      ?給与明細をもらってもよく見ていない
      ?自分の貯蓄額をよく把握していない
      ?夢を見たいから宝くじを買い続ける
      ?小さな習慣がやめられない
      ?すぐに返すから少しぐらいのキャッシングなら大丈夫?

    Step 2お金の使い方を変えてみる使途不明金をなくせ!
      お金を使うときは「感情」から入らない
      お金を使うときは何にでも予算を決める!
      ものの適正な価格を知っておく
      買ってしまう心理学を知り、賢い消費者になる
      ポイントカードにはわながある
      お金の使い方には「小さなお金」と「大きなお金」がある
      生命保険のからくりを知る
      クレジットカードとは上手につきあう
      収入に合わせて支出レベルを上げない
      無駄なものリストを作ろう

    Step 3こんな時代のお金の貯め方
      となりの人はいくらぐらいの貯蓄事がある?
      貯蓄を習慣化する「3つの貯金箱」
      さらに貯める習慣を身につける
      天引きする仕組み化づくり
      まずは100万円を目指そう!

    Step4 お金の地図その1 家計簿
      現状を把握するためのお金の地図作り!
      まずはレシートを集める
      1カ月たったら集計してみよう
      家計簿をつけたらここをチェック!
      こまごました節約より固定費を見直す

    Step5お金の地図その2 財産&借金リスト
      2つ目のお金の地図とは?
      お金の地図「財産表」を作ろう
      お金の地図「財産表」で自分の健康状態をチェック

    Step6 あなたは10年後、20年後はどうしていたい?
      お金の地図の未来版をつくる
      逆算で目標を考える
      ゆとりある老後を過ごすには
      こんな未来地図が描ける ワクワクする仕掛けをつくろう!
      現在地図から未来地図へどう行くか?
      未来図のために、いま、何をしたらよいかを考える
      さっそく未来地図を作ってみよう

    Step7 続けるための仕組みづくり
      歯磨き発想法 やらないと気持ち悪いところまで習作化すること
      ご褒美とペナルティを設けよう
      自分の身を守るのは自分の知性でしかない
      お金を貯める行動指針10力条

    おわりに

  • 読みやすかったけど、内容は知っているものがほとんどだった。でも、「お金のクセ」とか「使途不明金をなくせ」はよかったな。

  • 貯金の先の、資産運用などの話がしりたかったが無駄遣いをしないなど、それ以前の習慣的な話が主だった。

    20代は年収分、30代は年収の倍貯金があるのが理想とのことなのでもう少し貯金頑張ろう〜

    読書時間 1時間

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著者プロフィール

ファイナンシャルアカデミーグループ代表/一般社団法人金融学習協会理事長
日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じて、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立し、代表に就任する。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークでスクール運営を行う。義務教育では教わることのなかったお金との正しい付き合い方を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かで、ゆとりある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着を目指している。
『「仕組み」仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『お金言論』(東洋経済新報社)、『お金の教養』(大和書房)、『52歳からのお金のリアル』(プレジデント社)など、これまでに上梓した著書は約30冊、累計150万部を超える。著書は、韓国、台湾、中国でも翻訳され、発売されている。

「2019年 『最強の定年前マネジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

泉正人の作品

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