「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術

著者 :
  • 大和書房
3.29
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本棚登録 : 889
感想 : 117
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479792659

作品紹介・あらすじ

ほしい情報が一瞬で見つかる!企画もトークもがらりと変わる!「メモ再生法」「10冊読書法」「3色記憶法」「目次レジュメ法」「視点移動法」「30分手帳法」「ノート記録法」…すぐに役立つ25のテクニック。

感想・レビュー・書評

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  • 今まで本はただ目で文章を追っていたことに気付かされた
    文章を読み、自分の経験、関心のフィルターを通すことで自分の知識として身につくものである。

    そのために本は汚しすことが大切である
    具体的な内容は赤、青、緑の3色ボールペンを下記のように使うことである。
    赤は客観的に見て本書の中で重要な部分
    青は客観的に見てまだ重要な部分
    緑は主体的にみて、興味があるところ、気になるところ

  • 情報は、取り込み自分にくぐらせることで自分のものとなる。という筆者の考え方とその実践法が書かれている。彼の代名詞でもある3色ボールペンを用いた読書についても記述されている。実践法の一つである目次に書き込む読書術で読んでみた。

    調べた言葉
    快哉を叫ぶ
    心が晴れやかになって思わず声が出ること。

    三題噺
    落語の形態の一つで、寄席で演じる際に観客に適当な言葉・題目を出させ、そうして出された題目3つを折り込んで即興で演じる落語。

  • 貸出状況はこちらから確認してください↓
    https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00222500

  • 情報がありふれた現代社会において知的生産を行うための方法について書かれた本。一貫して自分の中から何かをアウトプットすることを目的とし、情報収集の仕方、得た情報を自分の中に定着させる方法を書いている。
    2009年の本であり、現在は少し状況が変わっているとはいえ、日本の教育はインプットが中心であり、社会に出てから急にアウトプットを重視される傾向は未だ見られる。そんな中でアウトプットの仕方を教えてくれる本だと感じた。

  • 感想
    筆者や本そのものはあくまで補助輪。そこから卒業して自らの思考の車輪を回し始めるためにインプットを増やし、アウトプットを工夫する。

  • 2009年発行。おそらく執筆当時よりも格段に電子化(ペーパーレス化)が進んでいる2022年、手書きの手帳やボールペンで情報を整理するのは古い……と感じる人も多いかもしれないけど、逆にそんな時代だからこそ「わざわざ手で書く」効果をより感じられるかもしれないとも思った。
    Evernoteのメモを探す方が絶対早いけど、深く染み込んでいるのはやはりノートに手書きした内容だったりするから。

  • 本を「判断力や理解力のバランスを高める」存在と認識するのは新知見。これまでは「ジャンルのつまみ食い」に多少抵抗があったが、本を読むモチベーションになった。
    “脳内スタッフ”を決めたいと感じた。しかしまだ自分の目標としたい人物が定まっていないので、様々なジャンルの本を読んで「これは!」と思える著者に出会えたら積極的に読み漁ってみようと思う。

    “一人の人間の全存在。それこそが、最大の情報源であり、最高の説得力を持っている”

    コロナ禍で誰かに会いにいくことは難しくなっている。動画コンテンツや書籍から、貪欲に情報を摂取していきたい。

  • ☆目次を拡大コピーし、余白に気づきを書きこむ。
    ☆三色ボールペン←色で、アイデアと「案件」とのバランスを一目で把握することができる。
    ☆喫茶店に十冊もちこみ、ガーッと読む。
    ↑これやってみようと思ったのですが、1,5冊くらいで挫折(笑)。喫茶店では疲れたら寝ころんで休むということができないので辛いです。自分に向いてないことは無理にしなくてもいいと思いました。

     逆にいえばそれができる斎藤先生の根気と体力はすごい、ということなのでしょう。

  • メモを取るようにしようと思える本。
    生きてる上で拾えるアイデアは全部拾っていきたい。
    「いいね」に敏感になりたい。

    企画とかを立てる上で論理も大切だけれど
    ものを見る目も絶対大切だと、私は信じます。
    自分の感性を信じたい。
    そのためには、磨かなくては。


    疑う気持ちは私も大切だと思います。
    だから、「本に書き込む」という言葉の裏には「本を転売させない為」「本を本屋で買ってもらう為」があるんじゃ?なんて思ったり。。。

  • 情報時代で生きる人は1度目を通しておくといい本。

    情報の選別や、自分に縁のある情報を記憶する術が多く書かれている。一つずつ実践していきたい。

    「量より質」という言葉をよく聞くが量をこなすことにより質が上がる、とにかく頑張って薄い本でも、本を10冊読んでみると読書が苦手な人でも新たな世界が見えて来るカモ、、、

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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