あなたは常識に洗脳されている

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 379
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479792994

作品紹介・あらすじ

混迷の時代、本当に知るべきことは何か?あなたの常識を「いい意味」で覆す1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 「日本国民は政府などによって洗脳されている」と言いつつ、著者は「原発は絶対に安全(東日本大震災よりも前に出版された)」と言っている。

    つまり著者もまた、私たちを洗脳しようとしているのでは?と思った。

    本の内容には納得できるとことできないところが半々だった。

    また有機農法を批判していて、化学肥料も農薬も使わないのはあり得ないと主張している。
    しかしわたしは個人的に畑を借りて、化学肥料も農薬も使わずに、虫食いなしの野菜を作っている。
    現代の農業については無知なのか?

    うつ病が増加しているのは電磁波だけの問題じゃないと思う。
    こじつけが多すぎ。

  • 今更読んでも微妙な本だった。
    陰謀論に嵌る人ってこういうの好きそうって感想が出てきてしまう。
    この人の話も半分くらいは嘘なのでは?と思って読むのが大事かも。

  • しっかり自分を持って読まないと、結局、洗脳されているぞー!という洗脳になります。笑

    つまり、ちゃんと咀嚼しながら自分はどうだろう?とフィードバックさせていってこそより効果的な一冊に思えます。

    少し違う角度からも見てみようという柔軟性は身につきます。
    いろんな場面で役立ちますよー。

  • 常識と思っていた物が、もしかしてマスコミの洗脳にやれているのかもって考えさせられた。まあ、この本の内容事態もどこまで本当か疑わしいけど。 
    Bluetoothは使ってみようかな。

  • 原発は安全です、といっていたのが面白い。
    (3月11日以前の著書だが、著者も原発推進派に洗脳されているということだろう。)

  • 友人が絶賛していた苫米地さんの本、初読。
    普段、当たり前にしている常識でも、改めて考えるとおかしな点や疑問がいくつも出てくる。
    物事を常に疑う意識を養えば、他にも自然と洗脳され続ける問題はいくつもありそうだ。
    これは面白かった。

  • 教育、家族、メディアによって支配されてるって学んでいる中で、この本でもそう書いてあって、やっぱりそうなんだなぁと思った。そう主張する本ってこれまで見てこなかった、もっと言えば見ても多分見逃してしまってたから出会えて良かった。
    執筆が古いから科学的に正しいかどうか、今は少しは変わってしまっているかもと思った。
    資本主義のこととか、日本が独立していないこととかが初めてちゃんと知って驚いた。
    水産の養殖、多量に魚を育てるから傷ついてしまって、そこからばい菌が繁殖しないように抗生剤をたくさん餌に混ぜてるらしい。そういうことは知らなかった。
    あとベジタリアンになろうと改めて思った。
    読みながら、自分の常識を覆すのは労力がいるし、より良い社会のためにっていう文言をよく聞くけれど、自分の立場を変えてやる人は少ないのではないかなぁと。デフレが本当は良くて、本当ならスーパーインフレが起これば良いけど、そうすると貧富の差がなくなる。そう考えてみると、平等を求めようとしたいけれど、自分が弱い側に行くよりは、弱い側を自分たち側に持ってこさせるような、自分の立場が弱くなるようなことは立場のある人は認めないなぁと思った。

  • ”あなたは、テレビを見ているとき、思考していますか?「なぜ?」「どうして?」と疑問を持って、テレビを見ていますか?”

     緊急事態宣言が全国へ拡大され、自宅でテレワークされている方も多いと思います。連日テレビでは新型コロナウイルスに関する報道がされています。テレビを見ない世代も、スマフォでニュースを閲覧していることでしょう。

     政府の政策を批判的に報道する番組もあれば、アスリートなどの取組を前向きに取上げるニュースもあります。その中から私たちは必要な情報を可能な限り客観的に受取らなければなりません。正しく行動するために…。
     
     新型コロナウイルスは、多くの人に大きな影響を与えていますね。各国の政府は、様々な支援策を打ち出していますが、感染を防止するための策と、経済を支えるための策は、相反するので、何が良いかわかりませんね。

     私たち視聴者も、それぞれの立場で、それぞれの意見を持ちます。危機感が大きいので、ついつい自己中心的な意見を持ってしまいがちですが、病床に伏している方や、そのご家族の不安は計り知れないものでしょう。

     同僚の中に罹患者が出る中、不休の長時間労働を強いられている医師や看護師、検査に携わる皆さんのご苦労も察して余りあるものでしょう。

     こんな時だからこそ、起こっていること、事実を客観的に把握することで、自分以外の人々の心中を推し量り、正しい行動を心がけたいものです。

  • Don't Believe The Hype!

  • 私たちはなぜ洗脳されてしまうのか?
    まず、以下の質問に答えてください。

    ・あなたは、日本の少子化を
    問題だと思いますか?

    ・紙のリサイクルは
    良いことだと思いますか?

    ・国の機関が発表するデータは
    正しいと思いますか?

    ・地球は温暖化していると
    思いますか?

    ・学校教育は
    子供に必要ですか?

    ・先祖を敬うべきですか?

    ・新聞のスクープは
    敏腕記者の実力だと思いますか?

    ・健康のためにマラソンをするのは
    良いことだと思いますか?

    ・有機野菜は、身体に良いと思いますか?

    一つの質問にも「YES」と答えてしまった人は
    おそらく洗脳されてしまっている可能性があります。

    本書はこれらの事実を
    検証していきます。
    その秘密はこちら
    http://amzn.to/2xTOFaj

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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