主体性は教えられるか (筑摩選書)

  • 116人登録
  • 3.90評価
    • (14)
    • (11)
    • (10)
    • (4)
    • (0)
  • 30レビュー
著者 : 岩田健太郎
  • 筑摩書房 (2012年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480015396

主体性は教えられるか (筑摩選書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 主体性とやる気は違う。ぼくはそう考えている。 
    やる気はだれもが持っている

    主体性とは、自律性と周囲との調和
    cf 思考停止状態
    詰込み型学習
    PBL
    指導医講習会
    アメリカ礼賛者
    エビデンス至上主義者

    主体性のあるいい後進が育つ場

  • 医学教育学会に行って、この本の内容がとても「そこ」に関連していることを実感しました。でも、業界の人はたぶん読まないと思いますねえ。

  • 全体になるほど,という内容だったけど,あまりにも内田樹調だったので,その辺が気になってしまった・・・。サッカーのたとえ話はわかりやすい。

  • ・概観
    主体性を失わないためにどうするかというアプローチで書かれている。主体性という概念の輪郭を医療やサッカーの例を通じて映し出し、実証主義的な分析を行っている。

    ・文体
    最初、題名から学術書の邦訳的サムシングだと思ってたので、読みながら随筆調の文章にギャップを感じた。医療関係の章は説明が冗長だと思った。

    ・流れ
    冒頭の連帯・非独立から見た主体性の説明で「オッ」となって、どう分析・考察して発展するのか期待してたのに、せっかくのアイデアが一向に回収されず勿体無かったのが残念。最低限、筆者なりの落とし所は示して欲しかった。「主体性は教えることができるか?」「微妙」「アッハイ」これじゃなぁ…。

  • ちょうど、ビュートゾルフの公演を聴いたところだったので、
    自主性というものを考える良い機会に。

    ほめない、事実を認めるだけ。
    議論の材料を用意しない、不十分な情報しか提供しない。
    説明しない。

  • iPhoneの使い方が参考になった。
    kindleやpodcastなどのアプリを導入してみた。

    正直こういったタイトルの本には抵抗があったが読んで良かった。
    最後に時間の絶対的優位性について述べられていることがそれを払拭してくれたと思う。
    そもそも時間は有限でありどんなにあくせくしてもいつかは死ぬのだということがきちんと書かれている。

    ‘どんなに削り取って時間を取ろうとも巨視的にいえばそれは些細なことにすぎない。
    それにも関わらず、時間を作ることでいてもいなくても変わらない組織で過ごすよりも愛する人や好きなことに費やすことができるのだ(要約)’

    三日坊主でもいいじゃない、という言葉が個人的には気に入った。
    なんでも数打てば当たる精神でやってみようと感じた。

  • 非常に面白いテーマに取り組んだ本だと思う。教えられるのかどうか、は結局明確な答えはないのだけれど、読者それぞれに模索していくべきことなのかもしれない。

  • 主体性とはなんだ?と上司に問われ、そもそも主体性を教えることなんて出来るのか?と手にとった本。どうやら、主体性を衰えさせる教育のあり方も問題がありそう。
    主体的に学ぶという事は、自らが自分の意思で学ぶこと。思考停止に陥る事なく「本当にそうだろうか」と前提を疑い続け、考え続ける態度で学ぶことである。
    人が学ぼうと思う時はどんな時だろう。今の自分に絶望した時か?そんな時に手を差し伸べる事が出来る人間になりたい。

  • 一教育者としての苦悩が記載されていると思います。
    自分自身”主体性“の定義は非常に曖昧なものだし、本書中の定義をそのままインプットするのは、そもそも“主体性”に欠けた行為のようにも感じました。

    随所にある「手段と目的の顚倒」については自分も臨床現場で感じることがあり、印象的だった。
    また、TBLについての学生とのやりとりは、大変興味深かった。

全30件中 1 - 10件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊賀 泰代
ヴィクトール・E...
有効な右矢印 無効な右矢印

主体性は教えられるか (筑摩選書)に関連するまとめ

主体性は教えられるか (筑摩選書)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

主体性は教えられるか (筑摩選書)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

主体性は教えられるか (筑摩選書)を本棚に「積読」で登録しているひと

主体性は教えられるか (筑摩選書)の作品紹介

上司や指導医に指示されたことはソツなくこなすのに、主体的に行動することが苦手な医学生や研修医。彼らはなぜ自分の頭で考えられないのか。そもそも日本の学校教育が、個人の主体性を涵養するように出来ていないのではないか。本書では、医学教育をケーススタディとして現状を精査、具体的な改善案を提示しながら、主体的に生きるとはどういうことか、主体性を教えることは可能なのかという問いを考える。

主体性は教えられるか (筑摩選書)はこんな本です

ツイートする