- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480021083
感想・レビュー・書評
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正直告白すると、全く知らない著者のほとんど興味のない分野の本でして、恐らく、この本に私が出会い読み切る確率は、限りなく奇跡に近いと思われます。
そもそもは、親父が以前、この本をどうして買ったのか…今となっては知るよしもありません。とにかく、この本が本棚にあって、なぜか私の目にとまり、何度と挫折しそうになりながらも、最後まで読み通しました。
内容はと言うと、私にはよく分からない部分も多いのですが、後半の、筆者が読んだ本の紹介というか、案内がなかなか面白いです。どの本も、多分、私が一生読まない本ばかりではありますが、十分、読んだ気にさせてくれます。
ちなみに、本の感想というのは、これくらい気合いを入れて書かないとダメですね。私はとても真似できませんが、少し反省させられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本とつきあう法」は昭和三十九年七月六日号から昭和四十一年十一月七日まで、書評新聞『週間読書人』に好評連載された、「読書随想」的読みものである。(あとがき)巌谷大四 文庫ではなく単行本です。
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筆者もドイツ文学科出身。親近感。
大学に入学しても何をしてよいかわからなかったこと、せめて語学の勉強をしておけばよかったことにも親近感を覚える。でもハイネやら多くのドイツ関連の本を読んでいる。
岩波文庫、古本、濫読、とにかく凄い読書量。
軽い本が欲しい。
それにしても明治の人は本当によく本を読んだのだな。