夏目房之介の漫画学: マンガでマンガを読む (ちくま文庫 な 13-1)
- 筑摩書房 (1992年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480026255
作品紹介・あらすじ
手塚治虫、桑田二郎、杉浦茂、山岸涼子などの名作を、模写(マネ)することによって分析する異色マンガ論。「模写することは、なかば原作者になりきることであって、描いた人の気持ちまでワカる気がする」と断言する著者が、戦後マンガを縦横無尽にブッタ斬る。
感想・レビュー・書評
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#3425ー42ー248
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随分と昔に読んだのだが、すっかり内容を忘れていた。漫画の文法論なんだ。
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線とコマの分析が秀逸です。
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マンガを線で捉えようとするその姿勢は夏目房之介を初めて読んだ僕にとってはブレイクスルーだった。そりゃあ、線はマンガの印象を決定づける要素の一つなんだろうけどさ、マンガを描いたこともなく読むだけの僕にとって、その気付きを得るのはたいそうむつかしかったんでございます。そんなこんなで出会ったこの本、ほとんど一ページごとに夏目房之介の模写が入り、非常に読みやすい。逆に言えるのは分量が少ない、あと内容がバラバラ。どちらもしょーがないことだから、夏目房之介のもっと真面目に寄った本を読みたい。竹内オサムとの共著もあるようでそちらも気になる。
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105 馬場ブコフ
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模写上手い。
そしてエロス大事なんだねw と思いました。 -
請求記号・726.1/Na 資料ID・310004094
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楽しい!夏目房之介、好みだ…