妖怪ワンダーランド のんのんばあ物語 (ちくま文庫)

著者 : 水木しげる

• 筑摩書房 (1995年7月24日発売)

感想・レビュー・書評

[knkt09222さんの感想 · 2019年10月1日]

壱〈のんのんばあ〉
・黒姫山の主
・きつねの座布団
・天かける舟
・ほとけかずら
弐
・イボ神さま
・妖怪屋敷
・死声
参
・死神マボロシちゃん
・魔女花子
・奇妙なプレゼント（魔女花子シリーズ。すべてが四角になる）

漫画「のんのんばあとオレ」が好きなのである。
少年期のノスタルジーというか、古き良き（そしてそれだけではない）日本の在り方というか。
が、こちらののんのんばあシリーズは趣が異なり、のんのんばあが鬼太郎的な怪異解決人になって活躍する。
好みはやはり前者かなー……でもまあ面白い。
「河童の三平」の魔女花子が登場する短編もあり、嬉しい。

[ryohobenさんの感想 · 2021年9月8日]

豆だぬきが好き。

[なつめさんの感想 · 2009年10月10日]

実在ののんのんばあが怪異始末人になって活躍。

著者プロフィール

1922年（大正11年）生まれ、鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、ラバウル戦線で左腕を失う。復員後、紙芝居画家を経て貸本漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。以後、戦記もの、妖怪ものなど数多くの作品を発表。1965年『テレビくん』で第６回講談社児童漫画賞を受賞。1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章受章、2003年旭日小綬章受章。主な作品に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『総員玉砕せよ！』『のんのんばあとオレ』など。2015年11月死去。

「2022年 『水木しげるの大人の塗り絵　あの世紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」