- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480034472
感想・レビュー・書評
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この本は戯曲ではありません。エッセイというべきでしょうか?ちょっと違いますね。もう、「別役実」というしかありません。
何でもない、いや、そこそこ善意な、というべき三丁目あたりの日常にヒビが入ってガラガラ崩れ落ちる、そういう悪意の視点。そのすこし右横、いや左横かな?夕暮れ時、そのあたりにある電信柱の街灯の下に立っている。それが別役実。彼は、単に、思いちがいだというのですが・・・・。
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解釈のセンス凄い。
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読み終えました。
古本屋で見かけて購入。
なんとなく古本屋で見かけて購入するのが似合う本です。
問題なく楽しめるでしょう。
たぶん、笑いをこらえるのに努力することになることでしょう。
なぜこういうおもしろい文章を書くことができるのだろう。
論理的な顔をして、「ん?どこかおかしいな」であり、
妙に壮大な論理となり、
自信なげでありながら、断定的なのだ。
基本的には論理の顔をした冗談というべきなのでしょう。
調子にのるほど、(おそらくは)デッチアゲ度が高まっているのだけど、どこか「うーん、なるほど」と思えてしまうところもあるのです。
そこが不思議。
思考のアクロバット!
なんてもんでもないですね。
クチカラデマカセだろうと思います。
ともかくおもろい。 -
図書館で適当に選んだらおもしろかったラッキーブック☆