変態さん (ちくま文庫 し 16-1)

著者 : 下川耿史

• 筑摩書房 (2000年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kazuosogouさんの感想 · 2015年1月23日]

世の中には色々な趣味がある。そして、こんな物を思うような物を収集している。こんな趣味があったのかと驚くが当人にとってはそれが生き甲斐だけに真剣さが伝わってくる。人の精神の多様さを知るにはいい本んだ。

[Technicoさんの感想 · 2011年8月29日]

内容（「BOOK」データベースより）
性にまつわるコレクションに取り憑かれた17人の男たち。世間は彼らを“変態”と呼ぶ。しかし、その道一筋に生きる姿には、滑稽さと哀しさが漂う。女斗見(みとみ)といわれる女相撲マニア、美女切腹(?)ファン、秘画秘本・ワイ本・ビニ本・大人のオモチャなどの各収集家、さらにはフンドシフェチ、犬なしではいきられない男など、昭和を代表するスケベ人生を集大成。

[ツヅさんの感想 · 2007年1月2日]

これは、深い…。高校生の時にタイトルのインパクトに惹かれて衝動買いしました。

著者プロフィール

1042年福岡県生まれ。性風俗史研究家。早稲田大学卒業後、「週刊サンケイ」編集部勤務などをへて現在に至る。主な著書に「エロティック日本史」「日本残酷写真史」「盆踊り　乱交の民俗学」など多数。

「2020年 『性風俗５０年』 で使われていた紹介文から引用しています。」