まあだかい―内田百けん集成〈10〉 ちくま文庫 (ちくま文庫 う 12-11)
- 筑摩書房 (2003年7月1日発売)
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感想 : 15件
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- Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480037701
感想・レビュー・書評
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摩阿陀会。まあだだよ。師弟関係で、こういう関係ってすごいなあ、と思うのです。還暦のお祝いの後の百?先生の誕生祝いのお話なのです。
やはり、先生がお元気なうちは摩阿陀会も楽しく読んでいるのですが、おみ足が具合が悪く、会に参加できなくなった、と言う件を読むとやはり寂しくなります。実際に百?先生を存じ上げない自分が寂しいのだから近くいらしたかたがたはさぞ寂しかったんだろうなあ、と思うのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「先生」と呼べる人が、
僕にはどれくらいいたのだろう、と考える。
その人達に会いたくもなる。
恥をさらすことになるだろうけど。 -
百?先生は、いい友人たちに囲まれていたんだなぁ、とうらやましくなります。そして先生もなんだかんだいいつつ、その友人たちをとても大切にしていたんだなぁ、と思って。読んでいくうちに、だんだん先生が年老いて、体も弱ってくるのが、少し悲しい。