本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480056481
作品紹介・あらすじ
激しい競争の中で技術レベルを高めてきた日本の中小企業は、「成熟社会」「超高齢社会」を迎える日本経済に、どう対応すべきなのか。大都市工業地域の現場を通して、「大都市と工業」、そして「地域と中小企業」の新たな関係を模索し、次代の大都市経済社会で中小企業に期待される役割を考える。
感想・レビュー・書評
-
多摩地域の中小企業について取り上げられていたので読んでみた一冊。戦前からの大田区、すみだと多摩地域という3大中小零細企業集積地での製造業の変遷がまちとの関わりという観点で述べられていて、今の多摩地域を形成するまでの歴史・経緯がとてもわかりやすかったです。織物や中島飛行機に特化したものは読んだことがあったけど、ここまで時代の変遷と地域の流れがわかりやすかったのは初めてかもしれない。他の地域との比較で特徴が理解しやすかったからかな。製造業と縁のなかった人たちも、多摩地域でまちづくりに関わるならぜひ読んでみて欲しい一冊でした。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示