ケアを問いなおす: 深層の時間と高齢化社会 (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480057327

感想・レビュー・書評

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  • 「ケア」についての問題総まくり、って感じの本でした。悪い本ではないと思います。けど、やっぱり出版から8年以上も経ち、その間に介護保険制度がスタートして、と、いろんな変化がありましたので、多少古びてしまった感は否めません。現在の「ケア」をめぐる議論は、この本よりもずっと先に行っていると思わざるを得ないわけです。下に挙げた<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4313860959" target="_blank"><strong><u>上野千鶴子『老いる準備』</u></strong></a>の方が、今としては「『ケア』入門」になるのかもしれません。(20060128)

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著者プロフィール

広井 良典(ひろい・よしのり):1961年生まれ。京都大学人と社会の未来研究院教授。専攻は公共政策、科学哲学。環境・福祉・経済が調和した「定常型社会=持続可能な福祉社会」を一貫して提唱。社会保障、医療、環境、都市・地域等に関する政策研究から、ケア、死生観、時間、コミュニティ等の主題をめぐる哲学的考察まで、幅広い活動を行っている。著書『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書、2009年)で大佛次郎論壇賞受賞。『日本の社会保障』(岩波新書、1999年)でエコノミスト賞、『人口減少社会のデザイン』(東洋経済新報社、2019年)で不動産協会賞受賞。他に『ケアを問いなおす』(ちくま新書)、『ポスト資本主義』(岩波新書)、『科学と資本主義の未来』(東洋経済新報社)など著書多数。


「2024年 『商店街の復権』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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