自分の頭で考える倫理: カント・ヘーゲル・ニーチェ (ちくま新書 257)

著者 :
  • 筑摩書房
3.20
  • (0)
  • (4)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 71
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480058577

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • カント的な自由を不可能だとし、ニーチェの洞察と価値観から倫理を考える。かなり身近で具体的な例えを用いているので、それにうなずけるかによっても見方が変わりそう。軽く流しただけなので、もう一度読み直したい。

  • 雑学のネタとして、哲学のことも知っておかなくちゃな、と思って読み始めた1冊。

    カント・ヘーゲル・ニーチェを通して、自由とは何かということを、身近な事例を挙げて理解するように書かれてる。だが身近な事例を出しても結局は専門用語の連続や小難しい表現になってしまっているのが残念である。
    哲学は常に歴史とともに発展してゆくことにも気づけた。

著者プロフィール

笹澤 豊(ささざわ・ゆたか) 1950年茨城県生まれ。東京大学文学部卒業。筑波大学哲学・思想研究科修了(文学博士)。現在筑波大学名誉教授。主な著書に『ヘーゲル哲学形成の過程と論理』(晢書房、1983年日本倫理学会和辻賞受賞)、『道徳とその外部』(勁草書房)、『自分の頭で考える倫理』(ちくま新書)、『小説・倫理学講義』(講談社現代新書)、『哲学史の劇場』(筑波大学出版会)などがある。

「2021年 『〈権利〉の選択』 で使われていた紹介文から引用しています。」

笹澤豊の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×