死刑と無期懲役 (ちくま新書 830)

著者 :
  • 筑摩書房
3.76
  • (11)
  • (10)
  • (14)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 131
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480065339

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • [ 内容 ]
    元刑務官がみた罪と罰の真実。
    “凶悪犯”の素顔、獄中生活…。

    [ 目次 ]
    第1部 死刑(死刑はこうして執行される;死刑囚の生活;死刑執行というメッセージ)
    第2部 無期懲役と終身刑(無期懲役囚を取り巻く状況;無期懲役囚の処遇;終身刑導入の問題)
    第3部 冤罪(冤罪で服役する受刑者;地獄に落とされた冤罪死刑囚の苦悩;冤罪はなぜ起こるか;冤罪をなくす努力)
    第4部 人間は変われる(死刑台からのメッセージ;矯正教育)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 2010.03.14 朝日新聞で紹介されました。

  • 残酷描写(というか普段報道されない、実際の犯罪の内容)がけっこうあり、電車内で読んでいて気分が悪くなることもあったけれど、これは読んで自分としては良かったです。
    死刑について考えるときとか話す時、一番重要な死刑スイッチを押す人の視点が自分には全くなかったなぁ…と反省しました。
    終身刑の難しさとかも説明が丁寧で分かりやすかったです。

    最後まで読んだ感想としては、人間ってよく分からないなぁ…と。

全17件中 11 - 17件を表示

著者プロフィール

1947年生まれ。法政大学中退。67年大阪刑務所刑務官に採用される。以後、神戸刑務所、大阪刑務所係長、法務省事務官、東京拘置所、黒羽刑務所などで課長を歴任。94年広島拘置所総務部長を最後に退官。著書に『死刑執行人の記録』(光人社)、『刑務所のすべて』(文春文庫)、『誰が永山則夫を殺したのか』(幻冬舎)などがある

「2015年 『典獄と934人のメロス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

坂本敏夫の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ケン・オーレッタ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×