大学の思い出は就活です(苦笑): 大学生活50のお約束 (ちくま新書 949)
- 筑摩書房 (2012年3月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480066565
作品紹介・あらすじ
貴重な大学時代をどう過ごすべきか、悩む学生がたくさんいます。そもそも大学の勉強は役立つか。就活は早ければ早いほどいいか。アルバイトやサークルの経験は面接や作文のネタになるのか。「すごい人しか得できないでしょ」「やっぱり、就活は学校名でしょ」というのは大嘘です。では上手くいく人はどこが違うのか。実は、大学をふつうに使いこなせるかどうか、キャンパスライフをふつうに送れるかどうかにあります。さらに、その経験は社会人になってからの仕事力、発想力にもつながります。まず気になる項目を開いてみてください。
感想・レビュー・書評
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近年の就職活動については、ニュースなどでもその問題点が数多く指摘されています。
しかし、殆どの学生にとって「就活」は避けて通れない道でもあります。学部3年生(もしくは修士1年生)は、現在が就活真っ最中でもあると思います。
この本は、いわゆる就活のノウハウ本ではなく、エントリーシートや履歴書の書き方などは書かれていませんが、大学入学時から就職活動に向けて心がけることが書かれており、特に低学年の学生に参考になる部分が多いのではないかと思います。
就職活動だけに限らず、大学生活全般にも参考になる内容だと思いますので、一度目を通してみると面白いのではないかと思います。
(2012ラーニング・アドバイザー/図情 NAGAMI)
▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1433353&lang=ja&charset=utf8詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学生生活は「ふつう」でいいんです!
所蔵情報
https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=084497 -
相変わらず軽妙な語り口、はまるなあ
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著者がしきりに、「普通の大学生活」が大事、というように、まあ普通のことが書いてあります。テクニックでどうにかなる的な就活の今のあり方がおかしいんであって、そこを書いてるので納得はできます。口が悪いなあとか思うのは、私がマジメすぎるからやな。こういう本を読んでなるほど!と思う人も確実にいるだろうから、目くじら立てることもないですね。
就活の本とか、自己啓発的な本とか読むと、さもスーパーマンにならねば後がないように書いてあって、それがすごくくだらないと思ってるんだけど、この本は、そこはきっちり「違います」、と書いてあるので好感持てました。スーパーマンだけでは、世の中回らないし、スーパーマンが活躍する世界だけが、この世界じゃないですもんね。 -
変なマニュアルや、ネット情報や、友達の行動にまどわされるて不安になるべからず。勉強の本分を守ってフツーに学生として成長していき、オトナたちとのコミュニケーションを恐れないように自信ができていれば、就活なんて、何のことはない。
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就職活動・仕事の本
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
なかなか皮肉も多く含んで興味深い内容.
特殊ケースではなくかなり一般的な今の大学生の姿なのだろうと思う.
もう少し著者本来の持ち味(毒舌?)のようなものが前面に出ても良さそうな気もするが,あまり過激すぎるのも出版社的にはちょと・・・ なんだろうな. -
普通の大学生活が一番よい。
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普通の大学生ってなんだろうって疑問が和らぎました。リア充みたいな学生生活もよし、本を読んで学問をするのもよし。大切なのは、まわりの企業の甘い言葉に惑わされないこと。学生を狙ったら金儲けもあるんだと。社会人のいう普通の学生生活は、とりあえず一般常識が必要なんだなと。海外とか企業とかすごいことできないとダメって気にしなくてよいと。