なぜ、あの人の頼みは聞いてしまうのか?: 仕事に使える言語学 (ちくま新書 1056)
- 筑摩書房 (2014年2月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480067654
感想・レビュー・書評
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言語学とタイトル通り、言葉の使い方に関してさまざまな方向から説明されている。コーチングやコミュニケーション等の本を読んでいる人にとっては、聞いたことがあるようなことが多いが、言葉や言い回し、言い方に興味がある人には面白く読める。ただ、結構読んだような人には飽きてしまうかも。学問としての言語学の入門書と考えると最適。
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最初により大きな額や大変なお願いをしておいてから、安い、あるいはより簡単なお願いをすると断りにくくなってしまう。
理想の自分になりきることで、自分がなりたい人物に実際になれる可能性が高まっていく。
コミュニケーション不足という状況を作り出さないために大事なのは、なにかとめんどくさがらないこと。 -
心理学と言語学、二つの興味分野にまたがる内容で面白かった。
「よろしかったでしょうか?」は間違った日本語であるとする一般的な説に反論している立場は珍しいように思う。その理由を英文法も交えて説明されると思わず納得してしまった。-
2014/05/04
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ことばのかたちによってひとがどのような印象を受けるか、という内容。
すごく簡潔に書かれているので、もうちょっと踏み込んでほしいなと思うところもあるけど、こういう雑学チックな話は好き。
「有標」「無標」という考え方はおもしろいと思う。あと、グライスの協調の原理。「量」「質」「関連性」「伝え方」の四つのルールは、覚えておくとよさそう。-
2014/05/04
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【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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コトバの使い方と影響がよくわかります。
文章も読みやすくとても面白く読むことができました。
おすすめです。 -
ことばには思っているより強い力があるので、それを使いこなす。会話での4つのルール意識。日本語は文字文化として最強。
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