カトリック入門: 日本文化からのアプローチ (ちくま新書 1215)
- 筑摩書房 (2016年10月5日発売)
本棚登録 : 102人
感想 : 7件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480069146
感想・レビュー・書評
-
198-I
閲覧新書詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
迫ろうとしているアプローチに共感が持てた。なぜ日本ではカトリックの思想が受け入れられなかったのか?それと対比で語られるカトリックの思想の逆説的在り方がそうくるか?って感じ。最初に、信じることで見える真実がある。とおいてくれたのが助かった。日本の発想は、ここに向こうから湧いてくる。これは世界的にいって、あまり例がない発想。
-
表題に惹かれて衝動買い。著者はトマス・アクイナス研究の第一人者でもあるカトリックの神父。表題は「入門」となっているが、所々に出てくる”業界用語”の説明が不十分だったりで、入門の体をなしていない。それゆえか、ネット上でも内容を誤解しているとしか思えない感想が多々見られるのは残念である。個人的には聖母崇敬や教会の秘蹟性の説明などに学ぶところが多かった。
-
日本的霊性とカトリシズムの根源的一致を試みている点と
誤解されがちなマリア崇敬や「教会以外に救いなし」「教皇の無誤謬」についても触れられている。 -
17/07/11。
全7件中 1 - 7件を表示