日本のビールは世界一うまい! ――酒場で語れる麦酒の話 (ちくま新書 1737)
- 筑摩書房 (2023年7月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480075628
作品紹介・あらすじ
しのぎを削る商品開発、市場開拓、価格競争。生論争・ドライ戦争など、大ヒットの舞台裏。発祥から現在までの発展史を一望して見えた世界一のうまさの秘訣とは。
感想・レビュー・書評
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日本ビールの歴史から、今の日本ビールの大手企業の隆盛。それはただビールに限らず、時代や背景・その時の酒業界そして政界まで関わる事。興亡、方法、マーケティング…コロナ禍まで。単純に面白い。
思う事はあれこれあれど。またこれからも。 -
<目次>
第1章 日本「麦酒」事始め
第2章 大手四社の戦後
第3章 独自の方向性で、各社に人気商品誕生
第4章 ビール市場の転換点
第5章 量を追う時代の終焉
第6章 ビールのこれから
<内容>
タイトルに対し、技術的な話は少なく、業界の歴史を追いかけたビジネス本である。そこを加味して読めば、各社の成功、失敗談として読めるだろう。 -
味の話ではなく日本のビール業界(キリン、アサヒ、サッポロ、サントリー)の歴史を辿る内容だった。特に最後の年表は良かった。
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【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/566432 -
1985年、市場シェアで低迷して、もはや清算寸前だったアサヒを救ったのが阪神甲子園球場のバース、掛布、岡田のバックスクリーンへのホームラン3連発だった、という話が読めるので、楽しいですよ。
アサヒスーパードライが市場にでてからの他メーカーの動向、特にキリンの慌てぶりが。
あと、ハートランドビールとエーデルピルスが無性に飲みたくなります。 -
東2法経図・6F開架:B1/7/1737/K