超・美術鑑賞術/お金をめぐる芸術の話 (ちくま学芸文庫 モ 5-2)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480091697

感想・レビュー・書評

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  • 「とにかく見ないことには始まらない」という森村さんの鑑賞のススメはいつも楽しい。もう10年以上前のテレビ番組のテキスト+αの本だが、とても面白く読めた。最期の井上靖の文章を使いながらのゴヤ論にうなる。

  • 新書文庫

  • わからなすぎるアート。

    ヨコトリのアーティスティック・ディレクター
    森村さんの文章がとてもわかりやすかったから、
    この本も読んでみた。

    ちょっと気楽にアートと向き合えそうな
    気がしてきた。

  • 美術鑑賞に王道なし。面白ければ間違っていてもよい。美術の歴史は、真似のリレー。脳を初期化して、絵を見る・・・等、コムズカシイことに囚われずに絵を見る姿勢は好き。欄外にたくさん出てくる筆者自身の作品は、個人的にはあまり好きになれず、途中から少し辟易してしまいましたが、好みの問題なので仕方ないです。

  • 最後のページで
    森村さんにとってのマネー哲学は?
    の答えが読者に投げかけられるようにして終わる。
    いかにも森村さんらしい。

  • 森村さんはすっごい優しいんやろうな、
    もっと得意がっていいのに、わざわざ目線合わせてくれてるような文章で
    嬉しかった

  • 森村さんの考え方がよかった!

  • モネやゴヤやレンブラントやら、

    わたしは、画家の名前すら疎いぐらいの美術知らずでしたので、
    まずは、有名作家さんの名前を覚えれました。

    ドラクロアやフリーダ・カーロや佐伯祐三やら。

  • 読了できず。挫折。
    途中から少し面白くなってきたが読み進まなかった。
    森村ファンのかたや、ものの見方(視点)のヒントが欲しい人には良さそうです。

  • この本、文庫なのに1000円もするんですね!

    気がめいっていた時に買ったため値段を見ていなかったようで
    今見て驚きました。

    普通に面白いとは思います。
    美術の話を堅苦しくなくしているあたりは好感が持てます。
    ただ、この内容で1000円というのは…。値段をつけた基準をうかがいたいです。

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著者プロフィール

1951 年大阪市生まれ。1985年にゴッホに扮したセルフポートレイト写真でデビューして以降、国内外で作品の発表を続ける。近年の個展に「森村泰昌:自画像の美術史——「私」と「わたし」が出会うとき」(2016年、国立国際美術館)、「Yasumasa Morimura: EGO OBSCURA」(2018-19年、ニューヨーク、ジャパン・ソサエティ)、「M 式「海の幸」——森村泰昌 ワタシガタリの神話」(2021-22年、アーティゾン美術館)等。ヨコハマトリエンナーレ2014「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」では、アーティスティック・ディレクターを務めた。2018 年には大阪・北加賀屋に自身の美術館「モリムラ@ミュージアム」が開館。執筆活動も精力的に行い『自画像のゆくえ』(2019年、光文社新書)をはじめ多数の著書がある。

「2022年 『ワタシの迷宮劇場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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