水滸伝 (3) (ちくま文庫)

  • 筑摩書房
3.92
  • (4)
  • (3)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 35
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480421135

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  この第3巻は、前回から引き続き、行者・武松が主人公のエピソードから始まる。
     彼が主人公の話は、水滸伝全120回のうち実に10話も存在し、『武十回』と呼ばれている。このことからも、この武松という好漢が非常に人気が高いことがわかった。しかし、個人的には、彼が鴛鶯桜(えんおうろう)で起こした殺戮は少々やりすぎだったと思う。この辺が中国と日本の文化の違いなのだろう・・・。
     そして忘れてはいけないのは、のちに梁山泊首領に選ばれる、及時雨・栄江が中心となった物語が始まることである。ファンの多い好漢である、黒旋風・李逵、神行太保・戴宗のコンビも登場する。

全2件中 1 - 2件を表示

施耐庵の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×