遊びの道巡礼: 平身傾聴裏街道戦後史 (ちくま文庫 お 36-7)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480423337

感想・レビュー・書評

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  • 知らなくても良いんだけど、知ってると・・・ちょっとも役に立たない
    かもしれない(笑)お遊びの裏話満載。

    でも、この時代のオニイサン、オネエサン方のキップのよさったらないです。
    こんな風に遊べたらあっぱれかなあ。
    骨太の方ばかりがでてきて素晴らしいです。

    そして小沢さんのインタビューの仕方がにくい!
    うまいなあ~。

  • 昭和40年代、色の道に精通した最後の芸人たちと小沢昭一氏の対談。隠語が多くて私には何を指す言葉なのか不明な部分が多い。女遊びは芸人の肥やしと、ハチャメチャな女遊びを重ねていく男たち。人間のすることの果てを見極めようとアンバランスな綱渡りを選ぶのも男の本性の一部。私はそんなマラぐせの悪い男たちの妻の「女って自分の亭主以外にいばれる人はいない。その辺を亭主はわかっていて遊んでいた」という言葉には女の哀しさと賢さが見える。焼餅・嫉妬のたぐいを突き抜けた信頼に男たちは勝てないな。

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著者プロフィール

1929年、東京に生まれる。俳優。新劇・映画・テレビ・ラジオで幅広く活躍。民衆芸能研究にも力を注ぎ、それぞれの分野で数々の賞を受賞。著書に『ものがたり 芸能と社会』『放浪芸雑録』(以上、白水社)『小沢昭一──百景』(全6巻、晶文社)『俳句で綴る変哲半生記』(岩波書店)など、CDに『夢は今もめぐりて──小沢昭一がうたう童謡』(ビクター)『唸る、語る、歌う、小沢昭一的こころ』(コロムビア)など、著作多数。2012年、逝去。

「2013年 『芸能入門・考 芸に生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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