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- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480423368
感想・レビュー・書評
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主人公の年齢が結婚適齢期をすぎかかるころ。
変わり映えのない生活しかないのなら、あるのは老化していく女の身体と褪せていく男の愛情。ユカは自殺するエネルギーがあって羨ましい。自分で手を下せるなら。
それができないから、自分で縁を切れないから、和也の傷んでいく様を見てやろうかと思ったら、そうして傷んでいくのは自分で、目が覚めた時には手遅れですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[要旨]
「わたしを縛って…」心も体も強く縛られることを欲しながらも、二人の男とのアイマイな情事を淡々とくり返す美緒、三十二歳。その日常の果てに彼女の心が向かう先は…。第十八回太宰治賞受賞作。短篇の秀作「見ていてあげる」を併せて収録。 -
切ない想いに、どうしようもない想いになったとしても、それでもよいというなら
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この本を登録するために「緊縛」って検索かけるとマニア本がいっぱいでますが、コレは違います。
表題は太宰賞をとった作品らしいですが、自分はもう一つの短編の方が好きかも。 -
人間は何かに縛られていないと生きていけないのかもしれないです。
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