5日で学べて一生使える! レポート・論文の教科書 (ちくまプリマー新書)
- 筑摩書房 (2018年11月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480683359
作品紹介・あらすじ
こんな入門書がほしかった! 情報の調べ方、人の心をつかむ文章法から、添削の具体例まで、知りたかった文章作成のワザのすべてがこれ一冊で一気にわかる!
感想・レビュー・書評
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なぜ読んだ?:レポート・論文の書き方系の本を読んだことなかったので読むかと思って借りてきた。出版が2018年で新しいのと、著者がNHKEテレの『世界の哲学者に人生相談』に出演している小川先生であるのが選んだポイント。
感想総論:今までいかに拙いレポートを提出していたかを実感して、反省した()。1年生でALESSよりも日本語でこういうのの書き方を教えつつ実習しよう。文系の初ゼミはこういうの教えてくれそうだけど、理系の初ゼミはゆるゆるだし。中身は、ちょくちょく哲学者らしいミニ考察を交えた平易な記述だった。
アカデミックスキルとして、調べる、読む、書く、発表するの4拍子揃えよう! -
所在・利用状況を見る:
https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/222714 -
好き嫌いで言えば、戸田山和久の『論文の教室』の方が好き。
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◇─◇─◇─◇ 企画展示 ◇─◇─◇─◇
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「情報の調べ方、人の心をつかむ文章法から添削の具体例まで! 知りたかった文章作成のテクニックのすべてがこれ一冊で一気にわかる!こんな入門書がほしかった! 情報の調べ方、人の心をつかむ文章法から、添削の具体例まで、知りたかった文章作成のワザのすべてがこれ一冊で一気にわかる!」
目次
はじめに―なぜわざわざレポートや論文の書き方を学ぶの?
第1日 大学生のお作法―アカデミックライティングを知ろう!
第2日 書き方の基本―まずはこれを押さえよう!
第3日 最低限のルール―面倒だけどかっこいい!
第4日 具体的な書き方―これが虎の巻!
第5日 よりよいものを書くための方法―ここまでできればバッチリ!
おわりに―課題解決型授業とレポート
著者等紹介
小川仁志[オガワヒトシ]
1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部准教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、公務員、フリーターを経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。大学で新しいグローバル教育を牽引する傍ら、商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。Eテレ「世界の哲学者に人生相談」には指南役として出演。専門は公共哲学 -
行きがかり上、学生に「レポートの書き方」を教える講義担当になってしまった。実はこれまでちゃんと「レポートの書き方」を自分のなかで言語化したことがなかったので、これを機会にいくつか手にとってみることにした。
本書は叙述も平易で具体例もしっかり載っていて、参考になる。「調べる、読む、書く、発表する」の4要素、というのもわかりやすい。
びっくりしたのは、「読む」について「本を最初から最後まで全部読まなくていい」と断言しているところ。それでいいのか・・・という気もちょっとしてしまった。いや、レポートを書くための効率性を考えたら、そうなんだけれども。「1冊しっかり読む」というのもやってほしい気はするのだが・・・そこまで言い切ってしまうのがすごいと思った。 -
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