偏差値45からの大学の選び方 (ちくまプリマー新書 424)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480684493

作品紹介・あらすじ

「有名大に行きたい」と思うけれど、合格するのは上位数%だけ。だから重要なのは「第2志望」の選び方を知ること。足りないのは努力でもお金でもなく情報だ!

感想・レビュー・書評

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  • #偏差値45からの大学の選び方
    #ちくまプリマー新書
    #山内太地
    #YA
    #読了
    そもそも大学に行った方がいいのかという視点から。いまはネットがあるから情報がたくさんあっていいなと思うけど、情報だけあっても困るだろう。こんな風な選び方があるのだよと教えてくれる良書でした。もう一回大学行きたい。

  • ある県では、三者面談で生徒がなぜその進路に行きたいのか保護者と教師にプレゼンする。
    普通科高校は多くに学力以外に個性がなく、わざわざ偏差値が低い学校を選ばないが、大学には「その大学にしかない学び」があるので、偏差値にこだわる必要がない。
    「言われないと勉強しない」一方で、「言われたら頑張れる」自称進学校においては、必然的にやらされる勉強が多くなり、校則がきびしくなっていく。そのため、「さぼりたい」「楽したい」ではなく、「こういう研究がしたいから推薦を使いたい」と教員の納得を得ることが必要。
    面接対策において、「なぜ〇〇大学でなければだめなのか」という志望動機と、「なぜ私でなければだめなのか(私を入学させる大学側のメリット)」という自己PRが必要。

  • タイトルは偏差値45からのとありますが、内容はそんなことはありません。結構レベルの高い国公立の話とか、一般入試の話とかもたくさん出てきます。全ての高校生に読んでもらいたい内容。自分にも大変ためになりました。

  • 個別の大学のコメントはだいぶアッサリ。
    膨大な量の大学にコメントしているので、一つ一つの大学は薄まらざるを得ない気はします。アンテナに引っかかったことも無い大学も紹介されてるだろうから、ここからスタートして探してみるのもありか。

    学校や勉学対する考えも勉強になる。ただ、これは大人になって読んでいるからか。現役中高生が読んでどう感じるのか、とも思う。

  • 大学に行かないと、食べていく強味が育たない。=食べていく何かを見つけるために大学に行く。
    親に反対されたら、自分の希望をプレゼンする。
    推薦で半分が大学にいく。自称進学校ほど推薦で行かせたがらない=先生は、推薦で行かせると勉強をさぼると思っているから。
    本当の進学校は、ほっておいても勉強するから、自由度が高い。自称進学校は、ほっておくとさぼると思っている。
    一般入試を受けるつもりで、推薦をもらう。

    3ポリ=アドミッションポリシーとカリキュラムポリシーとディプロマポリシー。

    大学は自分の教室がないので居場所がない。=オープンキャンパスでチェックする必要がある。ラーニングコモンズのような、しゃべれる会議室があるか。など。

  • 【請求記号:377 ヤ】

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/563947

  • アエラ読んでるみたいだった。

  • <目次>
    はじめに
    第1章  文理の壁をすり抜ける
    第2章  お得な国公立大学を探せ!
    第3章  厳選!魅力的な私立大160校
    第4章  推薦で半分が大学に行く時代の勝ち方
    第5章  才能で食べていけるのか?

    <内容>
    大学研究家の山内さんの高校生向きの大学案内。全国の大学を行き尽くしている著者だが、実な書いていることは至極もっともなこと。私も生徒にはこのように伝えているつもりだ。特に第5章の専門学校(専門職大学も)の進路選択は要注意という話は大変説得力がある。 

  • 我が家の受験生のケツを叩こうとタイトル買い。
    プリマー新書で著者がYouTuberってところからの偏見かもやけど、「軽い、すぐ読める、コスパ(読むのにかかった時間/値段)悪い」3拍子揃ってるわ。
    内容としては螢雪時代の増刊号のイカついヤツの抜粋ってとこかな。ガチ受験生であれば知ってる内容やし、親が読むには諸々チャラいし、ターゲット難しいかもね。

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著者プロフィール

山内 太地(やまうち・たいじ):1978年、岐阜県出身。東洋大学社会学部社会学科卒業。教育ジャーナリスト・学校経営コンサルタント・教育YouTuber。理想の大学教育を求め、日本全国約800大学をすべて訪問。海外は14か国3地域約100大学を取材し、全国の高校で年間約150回の進路講演を実施。YouTubeチャンネルの総再生数は1400万回を超える。主な著書に『大学のウソ――偏差値60以上の大学はいらない』(KADOKAWA)『就活下剋上――なぜ彼らは三流大学から一流企業に入れたのか』(幻冬舎新書)『高大接続改革――変わる入試と教育システム』(ちくま新書、共著)など多数。

「2023年 『偏差値45からの大学の選び方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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