いのちはなぜ大切なのか (ちくまプリマー新書 67)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480687685

感想・レビュー・書評

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  • 分かりやすい。

  • 6月新着

  • 勉強になりました。

  • 答えを持ってる人の方が少ないんじゃないか、と思う問いがタイトル。
    図書館の「ティーン向け本棚」にあった一冊だけど、今も答えられる自信はなかったので借りた。

    著者はホスピスで医師をしているという小澤竹俊さん。この名前覚えておこう。
    文章がとても読みやすく、「次の章ではこの話を展開していきます」「この話は第○章で掘り下げます」など次にどんな話をするのかが分かりやすかった。

    またこういった問題を扱うときについてまわる「きれいごと」にも丁寧に言及していて、心地よい読後感が得られる。

    私は今妊娠していて、来年には子どもが生まれる。
    自分自身で何年も解決出来ずにいたタイトルの問いを、子どもに聞かれることがあったときに答えられるようになりたいと思い本書を手に取った。
    答えはまだ探し続けなければいけないけれど、いくつかのヒントをもらったように思う。

  • 学校で行われているらしい、いのちの教育。
    きれいごとを言っていても通じないし、いのちのリレーについても、虐待されてきた子どもにはやはり通じない。

    人や自分を傷つけないということをゴールに考えるということは、大切にしたい。

  • アニメ「ぼくらの」を見たほうがマシ。高校生向けにしても量も質も物足りない。美談の危険性ってのは納得。

  • 苦しいときには、せっかく今まで順調に綺麗に紡いできた人生の糸がグチャグチャになってしまったと思う。ところが後から振り返ると、それは綺麗な刺繍の裏返しだったと思えるときもくるのです。

    生きてるだけで丸儲けなのに、死ぬなんて勿体ない。

  • ホスピス医からの観点からとてもやさしく書かれていて
    視点がとてもやさしかった
    誰もが自分の支えを必要としている。
    自分の支えが見つからなかったら誰かの支えになればいい

  • 簡単な分かりやすい言葉で命の問題を問うている。タイトルの問いに、万人に共通する答えなんて無い。自己肯定感の、「very good」と「good enough」の例えが素敵だった。「good enough」でありたいと思う。

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著者プロフィール

小澤竹俊
1963年東京生まれ。87年東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。
91年山形大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了。救命救急センター、農村医療に従事した後、94年より横浜甦生病院ホスピス病棟に務め、病棟長となる。
2006年めぐみ在宅クリニックを開院。これまでに3800人以上の患者さんを看取ってきた。
医療者や介護士の人材育成のために、2015年に一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会を設立。一人でも多くの人が、生きてきてよかったと思える最期を迎えられるよう、力を尽くしている。著書『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』、『もしあと1年で人生が終わるとたら?』(アスコム)がベストセラーとなる。

「2022年 『あなたの強さは、あなたの弱さから生まれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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