時間旅行は可能か?: 相対性理論の入り口 (ちくまプリマー新書 119)
- 筑摩書房 (2009年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (121ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480688217
作品紹介・あらすじ
タイムマシンをつくって過去や未来へ行くことはできるのか?われわれを取り囲む時間や空間は、どうなっているのだろうか。時間旅行という人類の夢を追いながら、宇宙とは何かという根源的な問いに答えていく。
感想・レビュー・書評
-
時間と空間、当たり前過ぎることを考えるいい機会かな、と思い、手にとってみましたが、なかなか難しい内容でした…
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サイエンス
-
タイムマシンを作ることは可能か、ということを軸にして、相対性理論を解説したもの。
たぶんこれを理解するためには、普段自分たちが認識している時間や空間とは違うもの、つまり1秒が1秒でない時間とか、平行線が交わる空間とか、たぶんそういうものを想像できないとダメなんだろうけど、そういうものを想定しないと説明がつかない事象があることは理解できても、納得はできないし、やっぱりおれ物理とか数学とか向いてないんだなと思わせる一冊だった。「実はワームホールは、時空のいたるところに存在していると考えられています」(p.62)というのが、一番の驚きだった。ブラックホールとか四次元とか、話は興味深いのだけれどもイマイチ理解できないままに終わってしまった。(15/06) -
-
ちょっと分かった気になって、しかしやっぱり分からない。物理って奥がふかいのだなあ。むむむ。
-
勉強になりました。
-
タイムマシンのベースになる理論としての相対論とワームホール、エントロピーの話であるが、エントロピーが出てきたところで散漫な感じになってしまった。
-
未来の技術
私たちの周りを見渡してみると
数年前までは想像もしなかったものが
当然のように存在し、生活に浸透している
特に科学技術によるものは数多く見られる
さらにさかのぼって20年、30年、、、の視点から
未来を見つめた様子を見ると
その頃に予想していたものがそのまま出来上がってきていたり
違った形で出来上がっていたり
予言以上に進歩していたり、逆に遅れていたりと
さまざまなのが面白い
ロボットは予想に近づきつつあり
IT技術は予想を超えてはいるが
リニアモーターカーはまだ営業運転にはたどりついていない
科学技術には偶然の産物もかなり多いと聞く
そう考えると未来は想像を超えることになるであろう
そんな中、本書は科学者の観点から
数百年はタイムマシンは出来ないと冒頭で述べ
タイムマシンにとどまらず、宇宙や時間について
さまざまな説明をしている
数百年後までの偶然は想像を絶するので
タイムマシンが出来るかどうかは誰にも分からない -
請求記号:421フ
資料番号:020205803
装丁:クラフト・エヴィング商會