大人はウザイ! (ちくまプリマー新書 135)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480688378

感想・レビュー・書評

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  • ちくまプリマー新書での出版だが、大人向けに書かれている。
    ちくまプリマー新書での出版なので、すぐ読了できる。

    親、教師、その他日常で見かける大人たちに「ウザい!」という子どもたちの心理を、具体例を上げて説明する。
    そして、子どもたちに「ウザい!」と言わせないようにどう接すればよいかについて考える。

    直接子どもに接している人だけでなく、子どもと同じ社会に暮らす人―すなわち、全ての大人に読んでほしい本。

    大人たちは心配・期待・責任感…と色々なものを抱いて子どもに接してしまうのだろう。
    結局は、相手を一人の人間と見て向き合えれば良いのだが…。
    子どもか大人かに関わらず、カテゴリによらず対峙するのは難しいなぁと感じる。

  • ふむ

  • 大人はウザイ! 。山脇由貴子先生の著書。子どもたちが大人になっていく過程で、大人はウザイ!と思うのは誰しもがとおる正常なことかもしれない。でも子どもたちの大人はウザイ! に込められた本当の意味や助けを求めるメッセージは、大人たちがしっかりと理解してあげる努力をすることが絶対に必要。

  • 子どもが今何を感じているか、大人は子どもと話し合わないと分からない。
    大人の意見を押し付けてはだめなんだよね。

    そして、「大人」というものへの夢や希望を失わせるような大人にならないように、大人として気をつけたいものです。

  • 40分で読了。親や教師という《大人》や社会の無理解や理不尽さは自立や自己認識や人間形成のために不可欠な通過儀礼だと思う。大人や社会の規範とかシステムが子供にとって大きな壁でなくなってことが問題。干渉とかウザいと感じてしまうのは同類を見る感覚であり、それに大人がわかりあおうとか仲良くしようとおもねるからダメなのであって、圧倒的な力の差を見せつけることが必要。大人と子供が分かりあえるはずなどないではないか。永遠に差は縮まらないしそうあるべきだ。それを分かりあえると思うような幼稚さを糺すことこそが必要なのではないか。

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