アルプスの谷に亜麻を紡いで: オーストリアマリア・ルカウ村の人びと

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480853042

作品紹介・あらすじ

人びとは、あの金色に輝く亜麻のように、その人生の布を綾織ってきた。無告の民の営々とした暮らしが人間の歴史を作ってゆく。東アルプスの小さな村Maria Luggau。そこに沢蟹のようにひそやかに生きた人びとの600年の歳月がある。この物語はその人びとへの敬虔なる讃歌である。そしてまた、私たちが必ずしもヨーロッパを知ってはいないことを知らせる。何を食べ、何を着て、どこに住んでいるのか? かれらは家族を愛しているか? このいとしきものに幸いあれ!

著者プロフィール

舟田詠子(ふなだ えいこ)
1941年、東京生まれ。上智大学ドイツ文学科卒業。1978年よりパンの文化史を研究。ウィーンに在住し、ヨーロッパ各地でフィールドワークをつづけている。千葉大学、東海大学元非常勤講師。

◎著書
『アルプスの谷に亜麻を紡いで』(筑摩書房、1995)
『アルプスの谷のクリスマス』(リブロポート、1989)
『誰も知らないクリスマス』(朝日新聞社、1999)
『Brot-Teil des Lebens』〔独語〕(Mitteldeutscher Verlag 2009)

◎訳書
『中世東アルプス旅日記』パオロ・サントニーノ著(筑摩書房、1987)

◎映像作品
『パンを焼く村をたずねて』
『パンと復活祭』
『パンの民俗誌』

「2013年 『パンの文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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