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- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480858030
作品紹介・あらすじ
最大の「維新」運動にして、軍部による政治介入の契機となった二・二六事件。戦後それは、幾度となく映画や小説の題材となってきた。一体われわれは、二・二六事件の青年将校に何を求めたのか?「平成維新」が喧伝される今、「情熱」への陶酔を問い直す、渾身作。
感想・レビュー・書評
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226事件の語られ方の戦後史。主人公としての安藤、磯部、野中の変遷や、青年将校の純粋をいかに描くかなどが焦点となる。埼玉県では参加者が一番多かったということで埼玉県知事肝いりで郷土兵についての本が出ている。実際の作品を見て改めてよみなおしてもいいかなとおもった。学生運動がさかんなころに任侠映画が盛んだったというのがおもしろかったかな。
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<blockquote>「二・二六」事件の戦後史は「純粋さと言う浅逆」の論点が後景に退いていく歴史でもあった。(P.274)</blockquote>
歴史から何かを学び、現代に生かそうとするのであれば、過去の「浅慮」を批判的に問う営みは、おそらく避けれはならないものであろう。(P.311) -
【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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