人類5万年 文明の興亡(下): なぜ西洋が世界を支配しているのか (単行本)
- 筑摩書房 (2014年3月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480861283
感想・レビュー・書評
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歴史
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歴史というのは、常に新たな問題を生み出してはさらなる適応を求める、壮大で途切れることのないプロセスで、人々は日々そういった「発展のパラドックス」に直面しては解決している。地球温暖化はこの典型で、化石燃料によって1800年以降の社会発展指数は飛躍的に伸びたが、今やそこから排出される二酸化炭素が熱の放射を遮断し、世界の気温を上昇させている。これからの40年は最も重要な時代で、無限の速度で発展する技術によって天井を突き破るか、それとも跳ね返され「夜来たる」になるか、いずれにしてもチキンレースはもう始まっている。
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資料番号:011591203
請求記号:209モ -
非常に丁寧な一冊。東西の文明における興亡を
主たる要因を人に求めず解説し、
最終的に西洋文明が産業革命に至った理由を
地理に求める。しかしその主張のみに留まらず、
これらの積み重ねから類推される人類文明の今後に
目を向けている点が非常に印象的。
説得力もあり、ナショナリズムに囚われない
大局的な歴史観を養える。 -
新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:209//Mo78//2