改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

  • 筑摩書房
4.10
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480864246

作品紹介・あらすじ

オリエンタルラジオ 中田敦彦さん「YouTube大学」で紹介、大絶賛!

□最初に読むべき「お金」の基本図書
毎年多くの「お金」に関する本が出版され,書店に並び、そして消えていきます。
そんな状況の中で、「金持ち父さんシリーズ」は刊行から20年経った今でも変わらず多くの支持を得ています。

その第1作目である『金持ち父さん 貧乏父さん』は、時代が変わっても古びない原理原則を示す「お金」の基本図書。
「目からウロコの連続でした! 」という声が絶えず寄せられ、これまで数多の人々の「お金観」を変えてきました。
日本やアメリカのみならず、本書が刊行された2013年時点で51ヶ国語に翻訳され、109ヶ国で読まれています。

感想・レビュー・書評

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  •  ここ最近私は将来のお金に関することに対して凄く不安に感じることが多い。まだ20代で結婚や教育費、そして老後資金など今後生きていく中でたくさんのお金が必要だと思っている。そのうえでお金が無いと選択肢が少なくなり、欲しかったものが買えない、したかったことが出来ない。そんなことにはなりたくない。だからといって、自分自身が時間やお金に追われてしまって、本当にしたい事ができないのは元も子もない。更に選ぶことすらできない自分が嫌いだと感じる。
     そんな中、著書を読むことで経済的自由を獲得する為の心構えを学ぶことができたため、自分自身の頭と時間を最大限に使ってファイナンシャルインテリジェンスを身に着けていき、経済的自由を掴み取りたい。
    あとは挑戦する覚悟とやり遂げることを常に持つ事が大事だ。

  • 面白かったです。 以前はこの手の本には興味なかったのですが、今はしっくりきました。貧乏父さんの考えに共感できるところもありましたが、金持ち父さんのようにダイナミックに賢く生きたい、そしてやりたいことをやりたいと思ったのでした。知識不足なので、勉強しなくては。経済については本当に無知でキャッシュフローって何だ?と思ってますが、これから巻き返します!

  • もっと早く読めばよかった。
    お金に関する本でいちばん初めに読むべき本。お金を賢く稼ぐための考え方を学べる。
    ただ少し表現が回りくどかったり、説明が長すぎるところがあるので、自分で重要なところをまとめてそれを読み返すのがいいと思う。

    以下、私が重要だと思った点(ネタバレ注意⚠️)

    --------------------

    ほかのだれかを変えることより、自分自身を変える方がずっと簡単なんだ。

    感情に対してただ反応する人間ではなく、それを観察して考える人間になる。

    金持ちは資産を買う。貧乏人の家計は支出ばかり。中流の人は資産と思って負債を買う。

    ファイナンシャルインテリジェンスを作る知識
    1.会計力…ファイナンシャルリテラシー。数字を読む力。
    2.投資力…投資を理解し、戦略を立てる力。
    3.市場の理解力…需要と供給を理解。
    4.法律力…国や自治体の法律に精通。合法的にゲームする。

    +p.178
    1.他の人が見過ごすチャンスを見つける技術
    2.資金を集める技術
    3.頭のいい人間を集めて組織する技術

    あなたにとって最大の財産は、あなたの知識、「知っていること」だ。反対に最大のリスクは「知らないでいること」だ。

    本当の意味で知的な人は新しい考え方を喜んで受け入れる。なぜなら、そういう人は新しい考え方がこれまで蓄積された考え方といっしょになって強力な武器となることを知っているからだ。


    3.友人を慎重に選ぶ。お金持ちはお金に興味があるためお金の話をよくする。
    4.新しいやり方を次々と仕入れる。いかに早く学べるかが大切。
    5.自分に対する支払いをまず済ませる。人生につつき回される原因は、自分で自分をコントロールする能力がないから。内面的な強さを持たない人は、自己抑制能力を持つ人の餌食になる。

    何を学ぶかは慎重に決めなさい。頭脳はとても大きな力を持っていて、その中に詰め込んだものによって、あなたがどうなるか決まる。

    自分自身のビジネスを始めるために必要な管理能力
    1.キャッシュフローの管理
    2.人の管理
    3.自分の時間の管理

    財産の賢い運用方法
    1.自分で返済をしなければはらないような大きな借金はしない。経費を低く抑える。まず資産を作る。大きな家やいい車を買うのはそのあと。ラットレースに巻き込まれるのは賢明なやり方ではない。
    2.収入が少ないときでも貯蓄や投資用の資産を取り崩したりせずに、外からのプレッシャーが大きくなるに任せる。そして、そのプレッシャー。利用して自分の中にあるお金に関する才能を刺激し、請求書の支払いをするためにより多くの金を儲けるにはどうしたらよいか、そのアイデアを考えさせる。そうすれば、ファイナンシャルインテリジェンスを高めるだけでなく、より多くのお金を作り出す能力も高まる。

    人を管理することの本当の意味は、専門分野で自分より優れている人を上手く使うこと、そして十分に報酬を与えること。

    自分がやりたいと思っていることを既にやり遂げた人を見つける。ランチに誘い、秘訣やアドバイスを聞かせてもらう。

  • 星5にしたいくらい大事なことがたくさん書かれていて、定期的に読んで忘れることがないようにしたいけど、まわりくどい表現が多かったり、行き過ぎた内容も一部あるように感じるため星4。
    7年前に一度読んでいたが、改めて全部読んでみてかなり忘れていたことに気づいた。でも今の自分は、無知は損をすることやローンが負債であること、学び続けてチャンスを待ち続けないといけないことなど、この本を読んでいたからそのように考えるようになったのだと感じるところがいくつかあった。
    また、今回2回目で新たに感じたことは、筆者はとても勤勉で真面目だということである。かつその真面目に努力する方向がただひたすら働くことではなく、賢く適切な道に向かい続けていたから成功しているのであり、それであれば当然の結果と感じるくらい努力しているように感じた。そのため、これを読んでも実際の行動に繋げるには最初はハードルが高いように感じるが、行動できればかなり金持ちに近づける気がする。
    お金について常に学び続けてファイナンシャルインテリジェンスを身につけ、大きなチャンスが訪れるまで探し待ち続け、負債ではなく資産を増やして贅沢品はその資産から生み出された利益から買うことができるように生きていきたい。

  • 著者がお金との向き合い方に気付かされた「金持ち父さん」の教えを書いた本。以前にとても売れたので読んだことがある人も沢山いるだろうけど、いまさらながら読んでみた。

    中流以下の人間はお金のために働くが、金持ちは自分のためにお金を働かせる

    突き詰めればこの本の内容は上記に尽きる。
    お金を稼ぐためにいい大学に入り、勉強や資格取得し、いい会社に入り、稼ぎを増やす。その考え方自体がすでに金持ちの姿勢とは異なる。お金持ちは、自分のためにお金を働かせることを考える。具体的には資産を持つこと。究極は不労所得を得られるような資産を持つこと。
    そのためにはお金や税金などの勉強は必要だし、法人化のメリットを理解することが必要。

    そして、リスクに対する考え方もお金持ちは異なる。何か成功を得るためにはリスクを享受することが必要だし、それ以上のリターンが見込めるならば行動を起こすこと。周りの人が物怖じしてる時に動くことができること。そのためには常に勉強し、周りをよく見ておくこと。

    ただ、著者が資産を築いた中心として不動産を挙げていたが、今や不動産の価値は高くなり、競売物件の価格も高すぎて買えないものばかり。もっと別なものを資産として考えていく必要がある。それこそ、自ら考え、自分だけの資産を作っていくことが大切か。
    株式投資を流れに乗せられずに運用すること
    NOTEで有料ノートを発表すること
    新たなサービスを提供すること
    色々やれることはあるはずだ。
    まだまだお金持ちチャンスはあちこちにあるかも!と気付かせてくれた良書。

  • 世間では新NISAについていろいろと話題とされており、書店でもそれらの関連書籍が平積みされていたりしますね。

    私自身は今まであまり「投資」については学ぶ機会がなく、投資を行うにしろ行わないにしろ実際にその関連の本は読んでおく方が良いだろうと思い、おそらく世界でも最も有名な投資に関する本の一つである本書を選んでみました。

    要は「経済的自由を得るには、利益を生み出す資産となるものを買いなさい」「働いて得た勤労所得を、不労所得が得られる資産に投資しなさい」というのが本書の底を流れるメッセージです。

    本書での資産とは主に下記のものを指しています。

    1.自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス
    2.株
    3.債券
    4.収入を生む不動産
    5.手形、借用証書
    6.音楽、書籍などの著作権、特許権
    7.その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など

    もともと投資に対する積極性は西洋の方が高いのですが、これは西洋の文化である「労働は悪である」といったキリスト教的な考え方が根底にあるのではないかと思いました。ただ、それを差し引いても、投資に対するリテラシーは必要です。

    とはいえ、投資は言うは易し行うは難しであるわけで…。投資を始めるのに一番大事なものって何だろう、と考えた時、やはり「度胸」なんだろうなとは思います。「損をしたらどうしよう」という恐怖心に打ち勝つことができるかどうか。恐怖心に打ち勝つことは大事、そのために学びを得ることも必要とも書かれていますが、確かにその通りであると思います。

    いずれにせよ、お金が無い人はしなくてもよい喧嘩をし、生活に余裕がなくなれば心にも余裕がなくなります。結果、自分の人生の価値が下落してしまいますので、お金があることは悪いことではありません。

    そのための資産戦略は長期戦で臨む必要があるわけで、できれば20代のうちに読んでおきたかった本でした。

  • 投資や、お金の知識を少しずつ勉強してきたおかげで、お金のために働くのではなく、お金に働いてもらうという意味がすんなり心に入ってきた。
    以前の私ならこの本を読んだとしても理解し、行動に移していこうとは思わなかったと思う。
    自分のビジネスを持つことは、私にはまだ少しハードルが高いが、将来のために出来るところから始めていきたい感じた。

  • ファイナンシャルインテリジェンスについて幅広く学ぶことができる良い書籍だった。資産を持つ重要性や、そのための具体的な方法について学べた。チャンスを自ら作り出せる人間になるために、幅広い選択肢を持つことは重要であり、最大のリスクは「知らないこと」である。まずは自分の中で強い目的意識を持つために、スタートを切るための10のステップのうち1つ目から実践してみようと思う。

  • ファイナンスインテリジェンス(お金に関する知性)を高める。
    つまりお金に関することを勉強することが大事。
    そしてすぐ行動にうつすこと。
    勉強になりました。
    いろいろと衝撃でした。

    プロスポーツ選手だってプロになるために幼い頃から練習を繰り返すし、プロの音楽家だって寝る間を惜しんで楽器の練習をするのだから、お金を稼ぐプロになりたかったらちゃんと勉強しないといけないということですね。

  • キャッシュフローを生む資産を持つことが大事だと理解。
    その観点では、持ち家は資産ではなく負債という考え方も納得。
    所々に少々極端な表現等(節税?税逃れ?)があるが、資産を持つ、増やす、キャッシュフローを守る、をどのように実現するか、また資産を大きくしていくか、がわかりやすく紹介されている。
    不動産投資を推奨しているので、投資入門者はまず学ぶことが求められるのだろうと思う(実際に推奨記載あり)。
    流石に簡単に儲かる話は世の中にはないけど、お金持ちになるために難しいこと、特別な技術は無いことを主張したい本だと理解。

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著者プロフィール

世界中の数千万人の、お金に対する考え方に挑戦し、それを変えてきた。彼の主張はしばしば伝統的な知識と対立するが、そのストレートな語り口と、大胆で時に不遜な発言は、多くの人々の支持を集めてきた。キヨサキは今日、ファイナンシャル教育の情熱的な推進者として世界中で認知されている。

「2019年 『金持ち父さんの「これがフェイクだ!」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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