改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
- 筑摩書房 (2013年11月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480864246
作品紹介・あらすじ
オリエンタルラジオ 中田敦彦さん「YouTube大学」で紹介、大絶賛!
□最初に読むべき「お金」の基本図書
毎年多くの「お金」に関する本が出版され,書店に並び、そして消えていきます。
そんな状況の中で、「金持ち父さんシリーズ」は刊行から20年経った今でも変わらず多くの支持を得ています。
その第1作目である『金持ち父さん 貧乏父さん』は、時代が変わっても古びない原理原則を示す「お金」の基本図書。
「目からウロコの連続でした! 」という声が絶えず寄せられ、これまで数多の人々の「お金観」を変えてきました。
日本やアメリカのみならず、本書が刊行された2013年時点で51ヶ国語に翻訳され、109ヶ国で読まれています。
感想・レビュー・書評
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世間では新NISAについていろいろと話題とされており、書店でもそれらの関連書籍が平積みされていたりしますね。
私自身は今まであまり「投資」については学ぶ機会がなく、投資を行うにしろ行わないにしろ実際にその関連の本は読んでおく方が良いだろうと思い、おそらく世界でも最も有名な投資に関する本の一つである本書を選んでみました。
要は「経済的自由を得るには、利益を生み出す資産となるものを買いなさい」「働いて得た勤労所得を、不労所得が得られる資産に投資しなさい」というのが本書の底を流れるメッセージです。
本書での資産とは主に下記のものを指しています。
1.自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス
2.株
3.債券
4.収入を生む不動産
5.手形、借用証書
6.音楽、書籍などの著作権、特許権
7.その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など
もともと投資に対する積極性は西洋の方が高いのですが、これは西洋の文化である「労働は悪である」といったキリスト教的な考え方が根底にあるのではないかと思いました。ただ、それを差し引いても、投資に対するリテラシーは必要です。
とはいえ、投資は言うは易し行うは難しであるわけで…。投資を始めるのに一番大事なものって何だろう、と考えた時、やはり「度胸」なんだろうなとは思います。「損をしたらどうしよう」という恐怖心に打ち勝つことができるかどうか。恐怖心に打ち勝つことは大事、そのために学びを得ることも必要とも書かれていますが、確かにその通りであると思います。
いずれにせよ、お金が無い人はしなくてもよい喧嘩をし、生活に余裕がなくなれば心にも余裕がなくなります。結果、自分の人生の価値が下落してしまいますので、お金があることは悪いことではありません。
そのための資産戦略は長期戦で臨む必要があるわけで、できれば20代のうちに読んでおきたかった本でした。 -
投資や、お金の知識を少しずつ勉強してきたおかげで、お金のために働くのではなく、お金に働いてもらうという意味がすんなり心に入ってきた。
以前の私ならこの本を読んだとしても理解し、行動に移していこうとは思わなかったと思う。
自分のビジネスを持つことは、私にはまだ少しハードルが高いが、将来のために出来るところから始めていきたい感じた。 -
ファイナンスインテリジェンス(お金に関する知性)を高める。
つまりお金に関することを勉強することが大事。
そしてすぐ行動にうつすこと。
勉強になりました。
いろいろと衝撃でした。
プロスポーツ選手だってプロになるために幼い頃から練習を繰り返すし、プロの音楽家だって寝る間を惜しんで楽器の練習をするのだから、お金を稼ぐプロになりたかったらちゃんと勉強しないといけないということですね。
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キャッシュフローを生む資産を持つことが大事だと理解。
その観点では、持ち家は資産ではなく負債という考え方も納得。
所々に少々極端な表現等(節税?税逃れ?)があるが、資産を持つ、増やす、キャッシュフローを守る、をどのように実現するか、また資産を大きくしていくか、がわかりやすく紹介されている。
不動産投資を推奨しているので、投資入門者はまず学ぶことが求められるのだろうと思う(実際に推奨記載あり)。
流石に簡単に儲かる話は世の中にはないけど、お金持ちになるために難しいこと、特別な技術は無いことを主張したい本だと理解。 -
とばし読み。
ファイナンシャルインテリジェンスを身につける。 -
常識として認識していたことが覆される一冊。
お金持ちである人はお金が好きでお金のことをよく知っている。「お金に興味がない」「お金の話はきたない」という人は稼ぐために何時間も働いているという自己矛盾を抱えている記述に説得力を感じた。お金持ちは資産と負債とを区別して、資産を増やすことを考えていることがわかった。 -
過去読んだことあるが、もう一度読み直し。
改めて読んでも大事な事が書いてある。
30代には是非もう一度読んでほしい。