性風俗50年 (単行本)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480864734

作品紹介・あらすじ

エロ雑誌、性具、パンパン宿、ゲイバー、夫婦交換など、戦後日本の性風俗を作り出した達人たち。戦争の傷を負い、高度経済成長の陰に咲いたエロの花々を描く。

感想・レビュー・書評

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  • 下川耿史の読み物集。内容は著者が直接取材した戦後の性風俗に関わる人達の思い出話で、いくつかのエピソードは「極楽商売」に収録されたものを改稿の上再録したものとなっている。
    戦後、パンパン向けの連れ込み宿を経営して大儲けした人や、横浜にあった「あか船」というセックスショップのGHQ統治下時代の話などいろいろ興味深い。

  • 第二次世界大戦敗戦後に雨後の筍のように様々な性風俗アイテムが出没したことは、ある程度知っていたが、それぞれについてかなり具体的な検証がなされていることに驚いた.多くの資料の読破、関係者からの聞き取りなどを地道にこなしてきた成果だと思った.SM雑誌やゲイバーの出現の件は歴史的にも貴重な論考と言えよう.、

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著者プロフィール

1042年福岡県生まれ。性風俗史研究家。早稲田大学卒業後、「週刊サンケイ」編集部勤務などをへて現在に至る。主な著書に「エロティック日本史」「日本残酷写真史」「盆踊り 乱交の民俗学」など多数。

「2020年 『性風俗50年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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