自画像の告白: 「わたし」と「私」が出会うとき (単行本)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 33
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480873866

作品紹介・あらすじ

レオナルド、ベラスケス、レンブラント……西洋美術史上に輝く巨匠たちが語る知られざる「私」の物語がここに。

感想・レビュー・書評

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  • 春に「なにものかへのレクイエム(独裁者を笑え)を観ました。
    面白かったです。
    2回観ました

  • 妻に感化され、森村さんにハマってます。
    何がいいの?という話も聞きますが、オモシロイですよ、、、彼は。

  • これは面白い
    内容は過去に行われた展示会の文字起こし+写真と言葉でさらに心に訴えかける作品となっている
    図録っぽい?

    自画像を作成した10名ほどのアーティストがモデルとなり、実際にモデルがアーティストのメイクを施されている(絵画調、油絵っぽい)

    文字内容は、史実+筆者の妄想のようだが、本質を捉えているように見えた
    全てが事実であるわけではないようだが、ある程度事実に基づいてアーティスト自身の哲学や心情を強調している

    p.s.
    「フリーダカーロはパパが好き」

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784480873866

  • これは、ひとりだったら行かない美術展(^_^);
    連れが行くって言うので勇気を出して(笑)

    この作家さんは、結構偏見がもたれていると思うんですよね
    あーコスプレの人ね…って感じ
    自分もそうでした
    やっぱりねーなんてさらっと鑑賞してたんだけど
    連れは、結構じっくり見てるんです
    理由を聞いてみたら
    その人物になりきってると何か感じることや考えることがあるんだろうか?と言うようなことを思っていたらしい

    自分も偏見を捨てて絵の中の人物を考えてみながら
    鑑賞を進めていきました

    フェルメールやゴッホの部屋にたたずむ感じ
    今まで知らなかったメキシコの前衛作家さん
    真摯なまなざしが印象的な映画など
    思ったより有意義な時間を過ごせました

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著者プロフィール

1951 年大阪市生まれ。1985年にゴッホに扮したセルフポートレイト写真でデビューして以降、国内外で作品の発表を続ける。近年の個展に「森村泰昌:自画像の美術史——「私」と「わたし」が出会うとき」(2016年、国立国際美術館)、「Yasumasa Morimura: EGO OBSCURA」(2018-19年、ニューヨーク、ジャパン・ソサエティ)、「M 式「海の幸」——森村泰昌 ワタシガタリの神話」(2021-22年、アーティゾン美術館)等。ヨコハマトリエンナーレ2014「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」では、アーティスティック・ディレクターを務めた。2018 年には大阪・北加賀屋に自身の美術館「モリムラ@ミュージアム」が開館。執筆活動も精力的に行い『自画像のゆくえ』(2019年、光文社新書)をはじめ多数の著書がある。

「2022年 『ワタシの迷宮劇場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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