20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484101019

感想・レビュー・書評

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  • 第1章スタンフォードの学生売ります
    自分の殻を破ろう
    第2章 常識破りのサーカス
    みんなの悩みをチャンスに変えろ
    第3章 ビキニを着るか、さもなくば死か
    ルールは破られるためにある
    第4章 財布を取り出してください
    機が熟すことなどない
    第5章 シリコンバレーの強さの秘密
    早く、何度も失敗せよ
    第6章 絶対いやだ! 工学なんて女がするもんだ
    無用なキャリア・アドバイス
    第7章 レモネードがヘリコプターに化ける
    幸運は自分で呼び込むもの
    第8章 矢の周りに的を描く
    自己流から脱け出そう
    第9章 これ、試験に出ますか?
    及第点ではなく最高を目指せ
    第10章 実験的な作品
    新しい目で世界を見つめてみよう
    感謝の言葉

    解説 「異質なこと」をする能力(三ツ松新)


    お金の増やし方
    5ドルを2時間で最大限に増やす課題
     レストランの順番取り
    失敗を許すシリコンバレーの気質

  • ありきたりだけど、刺さりました。
    この手の啓発本は今や巷に溢れていて、使い古された「チャレンジマインド持て」本だけど、いざどっしりと読んでみるとやっぱり勇気もらえた。
    「自分の監獄」とか「自分にできることのイメージ」とかその通りだなと思った。自分の可能性を狭めているのは自分。
    言い訳はいつでもできる。しようとしているはしていないだけ。
    光り輝けと、自分に期待することを決意する。
    やるかやらないか決めるのは自分だし、やることを許すのも、自分だ。
    今の自分の立場とか身分とか関係ないよな。
    頑張ろう、いや、楽しもう。
    ありがとう。

  • アントレプレナーに必要な精神、いや、ビジネスシーンだけではなく、生きていく上で大切な心構えを納得し易い言い方で説明してくれる。学生に対して、事業を検討させる研修の話は、読み応えあり。自らの経験が豊富で、そこから得た学びの披歴。多少、身の回りのエピソードトークが多いために、学術的な見地ではなく単なる体験談、つまりは世間話に付き合わされるような、お喋りを聞かされ続ける鬱陶しさを感じてしまったが、この辺の感じ方は人それぞれだろう。とにかく、ポジティブな本だし、ポジティブな捉え方を植えつけてくれる本だ。

  • 今、社会人になって2年目。公務員だし後は流れに任せていれば安定して生活していける未来がほぼ約束されている。
    この本に出会う前から、自分はこのまま淡々と生活していくのかと思うと気持ち悪くて、独身で自由な身のまま何か挑戦したいなぁと思っていた。

    本の中にある、「快適な場所から離れ、失敗することをいとわず、不可能なことなどないと呑んでかかりら輝くためにあらゆるチャンスを活かすようにすれば、限りない可能性が広がる」という言葉に背中を押された。
    若いうちにたくさん失敗をして自分を高めていきたいし、どんなピンチもチャンスだと思って乗り越えて強くなりたい。これからは小さなことでもやってみるし、職から離れることも選択肢に含めたいと思った。

  • 第八章が、とってもよかったのでまた読みたい!

  • 2021年7月 小展示「集中を高めよ!!学びを求める為の本」

  • 勝者、敗者という単純な構図で世界は出来ておらず、自分の成功が他者の成功、幸せに繋がることもあるし、大抵の問題は協力して行うことが多いため、個人プレーではなく、他人に手を貸したり、感謝を示すことで自分の評判を上げておくことが重要。また、自分が新たな行動を取るリスクを考える時、行動を起こさないリスクについても考える必要がある。現状維持が失敗では無いとは限らない。そして、行動を起こした場合には成功体験の記録と同時に失敗体験の記録もつけておく。

    また再読したいと思った一冊。

  • ・スタンフォードの学生売ります
    ・異質なもの、起業家精神

  • 読み切り2017/10/05

    p.13
    ・手持ち$5で2時間で増やせ
    ←$5や2時間に縛られると視野が狭くなる
    ・クリップ10こ使って価値を創造
    →クリップを通貨とみてたくさん集める
    長さの世界記録やぶる
    チャンスは無限:解決すべき課題は山積み
    ノッド・コースラ:問題の大きさ=チャンス
    大した問題ではないものは解決しても誰も金払わん
    ・問題の大きさに関係なく、今ある資源を使ってそれを解決する独創的な方法は常に存在する
    ←起業家精神
    T字型の人材
    p.20
    常識を疑う→卓越した仕事を成し遂げる
    学生:個人を評価、成績を相対評価
    →誰かが勝てば、誰かは負ける
    組織:チームを組んで仕事
    →自分が勝てば周りも勝つ
    社会と学校の違い:社会は失敗が許される
    ←失敗:人生の学習プロセス
    →社会と学校は全く別:答えは一つではない
    ⚠️→最初から正しくなくても構わないと知っとく
    問題:不安は付き纏うが同じような問題をほかの人がどう対処してきたか知る
    →自信が湧く
    →ストレスではなく、わくわくした気持ちなり、困難ではなく、チャンスと気づく

    2章
    ⚠️日常で問題ぶつかった時、チャンスだと思わず、課題が出されるまで想像力の限界を広げれないか?
    →問題を歓迎する脅教育を受けてない
    →問題は避けるべき不満のネタと教えられた
    p.34
    ニーズを掘り起こす:世の中のギャップを見つけ埋める
    事象の特徴を上げる
    →逆の特徴を考える
    →残しときたいのだけ残す
    ⚠️サンドラ:モトローラの統括の仕事捨ててアフガニスタンで慈善活動
    ←私達は職を変えることや町の反対側に行くことさえこのくらいのリスクあると感じてる
    ←不確実性高い選択よりそこそこいいを選んでる
    →快適だから
    ⚠️金を稼ぐより意義を見つける
    問題解決:まず問題は必ず解決できる気概をもつこと
    p.50
    グループで解決の最高の案と最悪の案出す
    →最高を捨てて、ほかの班の最悪の案で最高の案作る
    →全然ダメでないことに気付く
    アイディア:良いか悪いかで捉えがち
    ←この思い込みを取っ払う
    ブレスト例:2人組で片方がお題を計画提案,相手はノーと言い、理由を言う。
    交代して提案、相手はイエスと言い何か付け加える
    →話が飛躍し、活性化
    ⚠️ルールは破るためにある:許可を求めるな、許しをこえ
    何をするにあたっても、皆と同じ通常のやり方ではなく、独創的なやり方あること覚えておく
    独創性:するべきことではなく、してはいけないことを教える
    p.67
    決まり切った次のステップとは違う1歩を踏み出したとき、素晴らしいことが起こる
    →通常の道は選択肢の一つにすぎない
    行動:✕こうすべき、君ならできる
    〇ただ、やるだけ
    ⚠️人間は二種類:自分のやりたいことを許可されるまで待つか、自分で許可するか
    p.76
    チャンスを活かしたいがスキルがない思っても、少し工夫すれば、自分のスキルを活かせる方法見つかる
    ⚠️人と接する時に声をかけられるのを待たない
    →自分から動く
    ←誰かに指示されるわけでもなく
    スキルの幅を積極的に広げ、リスクを取って新しいことに挑戦する人のほうが、自分のスキルや潜在能力はこれだと決めつけ、決まった役割に徹する人に比べ成功する可能性ははるかに高いことが証明されてる
    →得意なこと増やして成長しようとする
    ←後者:自分ができる事のイメージが揺らぐリスク取らない
    ←前者:目標達成のために行動
    →リスクを取ったり、精力的に行動
    p.79
    埋めるべき穴の見つけ方
    1.注意力を身につける
    生活の中でどこかに改良できる点はないかと探す
    ←成功者は無意識に実行
    ・失敗のノート作る:そこから何を学んだか書く
    →失敗:スキルを広げるために頑張った証
    ←失敗の経験が無い人:十分なリスクを取っていない
    →失敗を財産と見れるかが起業家が生まれる土壌
    ⚠️赤ちゃん:失敗しながら学ぶ
    →大人も一緒:最初から正しく出来るはずと期待するのは間違い
    ⚠️ex)リーダになりたいならリーダが直面した課題に取り組まない限り、備えは出来ない
    駄目だと思ったら切り捨ててほかに注力
    ←何かを決める際は過去にどれだけコストをかけたかを考えるべきではない
    ←引くに引けない状態は最悪。引き際が肝心
    →⚠️丸太に油を注いでも濡れた丸太になるだけだが、炎に油を注いだら大火事になる
    →エネルギーを注いでいるものがそれにあった成果が出そうか見極めることが大切
    ←将来性ないのにぐずぐず決断を先延ばしにしない
    →心の声に耳を傾け、選択肢を検討する
    成功の鍵:失敗しないことではなく、失敗からいかに素早く立ち直れるか
    →⚠️成功者:一直線ではなく浮き沈みを経験し、キャリアは波形を形成
    失敗:思いもよらないチャンスなることある
    ←目標や優先順位の見直せる
    →成功だけに固執するとリスクを取らなくなり、イノベーションが阻害される
    →成功と失敗を評価し、何も行動しないことを罰する方法を検討
    ←創造力:行動から生まれる。何もしなければ何もない
    ・成功と失敗の比率は一定
    →より成功したければ、より失敗することを許容する
    リスク:身体的,社会的,感情,金銭的,知的
    ←一口にリスクといっても一様ではない
    ・他人から学ぶ:失敗の確率を大幅に下げれる
    ←先人の知恵を学ぶ
    ⚠️リスクを取って上手くいかなかったとしても、あなた自信が失敗者なのではないことを覚えておく
    →失敗は外的
    →失敗しても立ち上がり何度でも挑戦できるようなる
    p.120
    情熱:出発点にすぎない
    →自分の能力とそれに対する周りの評価知っておく
    ←好き,得意ではないないことを仕事にすると悩みが深くなる
    →趣味と考えた方が賢明
    情熱とスキルと市場が合うのがベスト
    ⚠️老子:生きることの達人:仕事と遊び,労働と余暇,心と体の区別をつけない。何でもその道で卓越していることを目指す。仕事か遊びかは周りが決める。本人にとっては、常に仕事であり遊び
    ・大人は子供に将来何なる?って聞く
    →子供は様々な機会に触れる前に進路を決めなくてはいけない気持ちになる
    →身近な大人が夢になる
    ←可能性が大いに狭められる
    ex)〇〇が向いてるも同じ
    ・目的もなく明確な目標もなく旅に出る:自分が本当にやるべき事わかるこれ以上ない方法
    ←まわり道でも無駄なことなど何もなく、寄り道することで自分が目指す目的を新鮮な目で見られる
    →自分はこうと早いうちに決めつけると行き先を間違う可能性高い
    ・後から見ると出来事や発見は明確で筋道通ってる
    ←将来の道はぼやけて不確実に見える
    自分の生活やキャリアは頻繁に点検することが大切
    →卓越するには新しい環境に移るべきだという事実が受け入れられるようになる
    ・仕事だと思わず取り組める役割を社会の中で見つける
    ←やりがいあり、前向きに情熱を傾けられ、人生を豊かにする
    ⚠️行く先見えなくても心配しない。
    最終目的地に急ぎすぎない。寄り道や回り道でとびきり面白い人やチャンスに巡り会えるもの
    ただし最後に決めるのは自分自身

    p.145
    運のいい【幸運を呼び込む人】:❶目の前のチャンスを活かせれる
    →良き観察者でオープンマインド^人当たりがよく楽観的な人
    どこかに出かけて新しい人と出会わない:
    友達を作る機会と、$100万儲ける機会を逃してる
    ←扉の向こうには驚くほどチャンスある
    ⚠️外国人旅行客の目になる
    ←海外いけば全てが新鮮で密度の濃い体験できる
    →視点を変えることで、毎回面白い発見ができる
    ・経験はいつ役立つか分からない
    →目先の利益に囚われず知識を増やす
    →自分の引き出しは増える
    ←後から点と点が繋がってるのが分かる
    小さな舞台も大きな舞台もやることは同じ
    p.162
    誰かが自分に何かしてくれる
    →その人の時間(機会費用)がかかってる
    →⚠️感謝の気持ちをどう伝えるかで印象変わる
    ←目立つこと請け負い
    評判ほど大切な資産はない
    p.167
    ⚠️判断に迷う時:将来胸を張って話せるようにいま物語を紡ぐ
    ・謝り方:言い訳せず謝るだけ
    ←早いほどいい。ぐずぐずしてると痛手になる
    交渉:お互いの利害を提示し、wln-wln目指す
    ←利害が対立してる時でも共通の利益はある
    →思い込みがあるから交渉でお互いが最大限の価値を得れていない
    ⚠️人助けも大切な習慣
    →力になると申し出ると喜んでくれる人ほとんど
    困ってる時:大丈夫ですか?何か出来ることありますか?←これだけでいい
    地位が上がるほど個人の力は必要なくなる
    →周りの部下などを鼓舞することが役目
    →アイディア思いついてもやるのは下の子たち
    ・正しい行為をする。賢明な行為を正当化するのではなく
    ←世間は狭い。同じ人に何度も会う機会がある
    ←評判守り高める

    p.192
    もっとリスクを取るべき
    人生にリハーサルはない、最高の仕事をするチャンスは1度きり
    ・自分が投資したことは自分に帰ってくる
    →日々蓄積される
    起業家として成功:闘争心を燃やすよりやる気に燃える

    p.206
    ⚠️常識を疑う許可、世の中を新鮮な目で見る許可、実験する、失敗する、自分自身で進路を描く、自分自身の限界を試す許可を自分に与える
    ⚠️従来の考え方に閉じこもり、ほかの可能性を排除
    ←信じ難いほど楽で同じように歩くように促してくる
    ←彼らにとっても自分にとっても快適
    →ここから抜け出す!
    →従来の考え方から自由になり常識を疑い、創造力の翼を広げる許可を自分に与える
    ⚠️許可をするのは自分で外から与えられるものではない
    ・精神状態で世の中が全く違ってみえる
    →好奇心をもって、楽しく生きると世界は華やか
    ・不確実性こそ人生の本質でチャンスの源泉
    ←イノベーションを爆発させる火花で頑張らせてくれるエンジン
    に不確実なのは歓迎すべきこと

    損害回避傾向:アメリカ人:40%,日本人98%
    新奇探索傾向強い:日本7%,アメリカ40%

  • 「自分で自分に許可を与えること」
    「私たちにできないことなんてない」

    無意識のうちに自分で自分の、行動や考え方にブレーキをかけていた。
    自分に許可を与えて積極的に行動することで
    道は開ける。

    ありきたりな言葉も多く載っていましたが、
    読み終わると頑張ろう!と思える本でした。

    ただ、文章がダラダラと続き、要領を得ず、読み辛く感じた。
    何度も繰り返し読むというよりも
    一回で読み切って重要な文をメモで残しておく、といった読み方の方が向いているかと思います。

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著者プロフィール

スタンフォード大学医学大学院で神経科学の博士号を取得。現在、スタンフォード・テクノロジー・ベンチャーズ・プログラム(STVP)とハッソ・プラットナー・デザイン研究所(通称d.school)のファカルティ・ディレクターを務め、創造性、アントレプレナーシップとイノベーションの講座を担当。またスタンフォード大学工学部教授でもある。工学教育での活動を評価され、2009年に権威あるゴードン賞を受賞。著書に『未来を発明するためにいまできること』『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』(いずれもCCCメディアハウス)などがある。

「2020年 『新版 20歳のときに知っておきたかったこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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