アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準

著者 :
  • CCCメディアハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484142234

作品紹介・あらすじ

ハーバードなどアメリカの名門大学は、どんな学生をどんな基準で合格させるのか?アメリカで長年、高校生の進路指導を行ってきた経験から、秘密のベールに包まれた「アイビーリーグ入試」のすべてを明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 日本人がアメリカのアイビーリーグに入るにはどうしたらよいか、アメリカの入試制度の解説に始まり、具体的な出願プロセス等について語られる。
    受験生でなくても、アメリカの受験制度について興味がある大学関係者にはおすすめ。
    学力重視の日本と異なり、卒業生の 子息を優遇させるのは驚きだった。エッセイや推薦書、入学後に何をしたいのかが明確かどうかなど、点数では測れないところも重視している点も印象的だった。日本も人物評価が重要視されつつあるが、公平公正な入試においては、なかなかアメリカのような客観的指標が無いものの導入は難しそうにも感じた。

  • 入学自体が目的化しないようにその先を見据えて、活動に取り組む

  • 5年前の本になるけれど、まだ日本ではアメリカの大学の位置付けが広く認識されていないと感じから基本を知るにはとてもいい本。アメリカで期待されない学生像=入学そのものが目的化している学生

  • 気になるポイントを的確に述べているので、大変参考になる。あとは受験生一人一人にカスタマイズしていくところだが、これは自分で頑張るしかない。
    なお、マルチタスクでコミュニケーション能力が高い人がもてはやされるのはわかるが、それだけで優秀とは限らない事は、受験を抜きにして客観的に見ておきたい。
    出来れば2019年版にアップデートしてほしいところ。

  • データブック。

  • 研究テーマや選考をすでに決めている人
    自己管理能力、マルチタスク管理能力に秀でた人
    大学に多様性をもたらしてくれる人

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。東京大学文学部、コロンビア大学大学院(修士)卒。 著書に『911 セプテンバーイレブンス』『メジャーリーグの愛され方』『「関係の空気」「場の空気」』『アメリカは本当に「貧困大国」なのか?』『チェンジはどこへ消えたか~オーラをなくしたオバマの試練』。訳書に『チャター』がある。 最新作は『場違いな人~「空気」と「目線」に悩まないコミュニケーション』(大和書房)。村上龍のメルマガJMMに「USAレポート」を寄稿。ニューズウイーク日本版でコラム連載。NHKBS『クールジャパン』の準レギュラー。

「2016年 『民主党のアメリカ 共和党のアメリカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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