社会開発と環境保全: 開発途上国の地域コミュニティを対象とした人間環境論

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  • 東海大学
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784486015857

作品紹介・あらすじ

本書は、持続可能な開発を実現する方法を模索する。この方法としては、政府や企業の環境対策を中心としたり、日本のNGOを議論したりする研究が多いが、本書は、世界人口の80%を占める開発途上国の人々の視点にたって、従来、ほとんど注目されなかった社会開発と草の根の環境保全、すなわち現地住民、個人経営体、NGOなどが主体となる参加型の社会開発と環境保全を検討する。

感想・レビュー・書評

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  • 社会開発と環境保全―開発途上国の地域コミュニティを対象とした人間環境論。鳥飼行博先生の著書。世界の貧困問題や地球環境問題を考える上では、開発途上国、発展途上国が抱える貧困問題や経済問題と環境問題をセットにして考えなければならないですね。先進国の人間が傲慢に問題を語るのではなく、開発途上国、発展途上国の人たちが置かれている立場や生活に寄り添った対応が不可欠です。

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著者プロフィール

1959年、茨城県生まれ。東京大学大学院経済学研究科修了(経済学博士)。東海大学教養学部人間環境学科教授。専攻は持続可能な開発と平和・人権。著書に『写真・ポスターから学ぶ戦争の百年』(青弓社)、『開発と環境の経済学』『社会開発と環境保全』(ともに東海大学出版会)、『環境問題と国際協力』(青山社)、『地域コミュニティの環境経済学』(多賀出版)など。

「2011年 『写真・ポスターに見るナチス宣伝術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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