[東書アクティブ・キッズ] 〈現代っ子〉ノート

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  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487755554

作品紹介・あらすじ

社会の成熟と反比例するかのように、未成熟なまま大人になっていく若者たち。これからの「生きる力」や「学力」を身につけさせるためにはどうしたらよいのか。自信過剰でうぬぼれやすい"現代っ子"たちの姿に迫る。

感想・レビュー・書評

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  •  「現代っ子」とは、1962年に教育評論家の阿部進氏によって提唱された言葉らしい。
     現代を考える転換点は、明治維新、敗戦、高度成長の3つ。豊かな世界が実現して、物質や選択肢があり余るようになったことが、逆に生きる力を失わせ、未熟な若者を生み出した。
     著者は長い経験から、他国との学力比較ブームや、ゆとりなどの教育施策の変遷も振り返る。特定の要素だけにこだわる必要がないとも。
     成熟社会を生きるため、安易な同調でなく、自己を確立して「付和雷同」し、その上でお互いの信頼感が必要と説く。正論ではあるか。

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著者プロフィール

*2021年3月現在
桃山学院教育大学 学長

「2021年 『教師の学習と成長』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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