島の名前

著者 :
  • 東京書籍
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487798582

感想・レビュー・書評

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  • サンゴ礁に浮かぶ緑の宝石のような島、極寒の雪と氷に閉ざされた島、貴重な自然と野生生物を残す島、歴史の舞台となった島、何度か名前を変えた島ほか、美麗な写真とともに島の名の由来や歴史を綴る興味尽きない「島の名前」。

    まだ、島に魅せられるには早いのかもなー。

  • 普通の本では絶対に載っていないような島とはいえないようなものまで載っています。それだけに数が多いので、逆に一つの島あたりの情報量は非常に少なく、本のタイトル通り、島の名前のみに絞り込んでいます。欠点は地図がないので、どこになるのかよくわからないところ。役にはあまり立ちそうにないですが、写真が綺麗で見ていると行きたくなります。しかし、まるまぼんさん(西表島の祖内の浜の前にある小さな小さな島(と言うより岩かも)です)が島として載っているのには驚いた。

  • 資料番号:010851541
    請求記号:290.1/ナ
    青い空・青い海・青々とした島の写真がたくさん掲載されています。きっと、こころがスッとなりますよ。

  • 日本は島国です。小さい島がたくさんあります。その島、ひとつひとつに名前があり、その名前となった由来があります。日本の島々の美しい写真とともに島名の由来をみてみてはどうでしょうか。
    (メカノマイクロ工学専攻 M1)

  • 本のタイトルにもなってる島の名前の由来はあまり印象に残らないのだけど、載っている写真がどれも素晴らしくその地域地域の特色がはっきりわかるところがとても良い。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00097413

    2009年度の「残暑見舞いリラクゼーションフェア」でも取り上げられました。

  • 七つの海を旅しながら撮られた、島々の物語

    読了日:2008.06.21
    分 類:写真集
    ページ:207P
    価 格:2500円
    発行日:2004年8月発行
    出版社:東京書籍
    評 定:★★★★


    ●作品データ●
    ----------------------------
    テーマ: 世界の島
    語り口: 写真集/エッセイ
    ジャンル: 写真集
    対 象: 一般向け
    雰囲気: エッセイ
    ---------------------------

    ---【100字紹介】-------------------------
    海洋写真家の著者が、七つの海を旅しながら撮った島を、
    島名の由来とともに地域別にとりまとめた写真集。
    大海原に浮かぶ島々には、多くの物語や自然や文化と、
    永遠のロマンがある。世界の島に出会う旅に出掛けよう。
    --------------------------------------------

    青い海が印象的な表紙の、写真集です。海洋写真家の著者の写真と文章で、七つの海に浮かぶ、まだ見ぬ世界の島々を巡れます。

    地域別に分け、それぞれを海名や諸島名で更に並べて、個々の島の名前の由来や紹介、著者が実際に訪れたときのエピソート等が語られます。地域の順番は下記の通り。

    ハワイ、ポリネシア
    ミクロネシア、メラネシア
    東南アジア
    北太平洋海域
    オーストラリア周辺
    インド洋
    大西洋
    カリブ海
    地中海
    北極海と南極海

    世界のすべてが対象!という感じですよね。これらすべてを旅して、そしてフィルムに収めてきた著者は、やっぱり凄いです。何しろ、観光地として有名な場所もある一方で、どう考えてもそうそう、簡単に行けるような場所とは思えないような、航路から外れていそうな小さな島や、絶海の孤島やらもごく普通に混じっているようなのですから。Googleのマップを見ているとびっくりします。え!?こんなところにある島まで行ったのか!って。Googleでは殆ど点でしか見えないのに、詳細図にすると「広域にしてね」と出てしまうくらいに、他には何にもないところにあったり。きっと菜の花は、一生縁がない地域なのです。でも、そういう島々の写真や由来を見ていると、何だかどきどきするのですよね。世界は広い、色んなものがあるって。絶対に自分が行くことはないであろう場所。だからと言ってそれを知ることが無価値であるはずがないのです。自分では見られないものを見せてくれる。それがメディアの面白いところですね。

    更に、島の歴史は悲しい歴史が沢山あることが読んでいるうちに分かってきます。侵略の歴史だったり、乱獲による生物の絶滅だったり…、この辺りのことは著者の「あとがき」にもありますので、参照してみるとよいでしょう。

    美しいだけではない、様々な島の姿を知ることが出来る、美しい写真集です。


    ---------------------------------
    文章・描写 :★★★
    学 術 性 :★★★+
    簡 潔 性 :★★★+
    独 自 性 :★★★★★
    読 後 感 :★★★★
    ---------------------------------

  • 2009/7/18図書館にて借りる
    2009/


  • 図書館で見つけ、即借りました。
    世界にはこんなに沢山の島々があるなんて!
    どこもかしこも行ってみたくなります。
    これは自分の本棚にゼヒとも加えたい1冊。

  • ひたすら癒されるためだけの休日の一冊。
    あーーーここ行きたいな〜。
    あっここも行きたい!
    とページをめくりながら考えるのが好き。

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著者プロフィール

中村 庸夫
1949年東京都生まれ。早稲田大学卒業。同大学院理工学研究科修了。大学院修了後、北極から南極まで、地球の七つの海を旅しながら写真を撮り続ける。2006年、国土交通大臣から国民の祝日「海の日」の制定に尽力するなどした事が評価され、「交通文化賞」を受賞。2010年、海洋に関する芸術活動の功績で、内閣総理大臣賞「海洋立国推進功労者表彰」を受賞。写真集や著書は『七つの海の物語』(データハウス)、『海の名前』(東京書籍)、『ペンギン全種に会いに行く』『クジラ』(平凡社)、『サンゴ礁と海の生き物たち』(誠文堂新光社)など140タイトル以上。アメリカ、フランス、ドイツ、イタリアなどでも写真集が出版されている。

「2022年 『はじめてのずかん うみのいきもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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